富山県は日本海に面した美しい自然と豊かな文化が魅力の観光地です。ニューヨークタイムズ紙で2025年に行くべき場所にも選出されました。そんな富山県に安く行く方法を解説します。
大阪から富山までの交通手段
鉄道では大阪駅から特急サンダーバードで敦賀駅まで行き、敦賀駅で乗り換えて北陸新幹線で行くルートが主流になっています。また、高速バスを使う選択肢もあります。空路は2025年現在、直行便はありませんが、新規航空会社のJCASが関西国際空港から富山きときと空港への就航を計画中です。
鉄道
特急サンダーバード+新幹線が主流になっています。2024年3月に北陸新幹線の金沢〜敦賀が延伸開業したことで、30分ほど短縮され、2時間40分ほどで行けるようになりました。サンダーバードには大阪、新大阪、京都などから乗車でき、敦賀駅で乗り換え、敦賀から先は北陸新幹線となります。
サンダーバードと北陸新幹線のきっぷを同時に購入することで、「幹特在特」という割引が適応されます。この割引は同時に購入さえすればどこで購入しても適応可能で、10290円となります(通常期)。
e5489
JR西日本のインターネット予約サービスe5489では、定価よりもお得に購入できるきっぷがいくつかあります。
eきっぷ
J-westカード会員限定のきっぷで、特急券のみの商品です。特急券は3900円、乗車券と合わせて9620円となります。また、乗車券を分割するとさらに安くなります。大阪駅を起点としてJRに乗車する場合、大阪→京都、京都→おごと温泉、おごと温泉→近江塩津、近江塩津→金沢、金沢→富山と5分割にすると530円安くなり合計9090円となります。
北陸・関西チケットレス
チケットレスで乗車できるきっぷです。大阪から敦賀までは別途乗車券が必要(交通系ICカードでも可)、その先の北陸新幹線区間は乗車券、特急券が一体になっているきっぷです。きっぷ自体の値段は7290円、大阪から敦賀まで2310円の乗車券が必要で、合計9600円となります。大阪敦賀間を乗車券分割することも可能で、大阪→京都、京都→おごと温泉、おごと温泉→近江塩津、近江塩津→敦賀で分割すると180円安くなり、合計9420円となります。
WEB早特14
乗車日の14日前まで購入することができるきっぷで、8730円となります。
北陸・関西チケットレス(早特7)
乗車日の7日前まで購入できるチケットレスのきっぷです。北陸新幹線新幹線の乗車券、特急券とサンダーバードの特急券が一体となったきっぷです。大阪敦賀間は別途乗車券が必要になります。きっぷ自体の値段は5060円で、別途乗車券で2310円、合計7370円となります。
日帰り富山、日帰り大阪
日本旅行の商品です。日帰り富山は大阪発富山着で16500円、日帰り大阪は富山発大阪着で15800円で利用可能です。さらに市内電車フリーパスやお土産クーポンなども付いてくるお得な旅行商品です。ただ、日帰りで往復する必要があります。また、乗車4日前の12時までに予約する必要があります。
米原経由 EX早特1+[EXサービス限定]米原乗継きっぷ(おすすめ!)
新大阪から米原まで東海道新幹線、米原から敦賀まで特急しらさぎ、敦賀から富山まで北陸新幹線を利用するルートです。東海道新幹線をJR東海が提供する予約サービスのエクスプレス予約もしくはスマートEXで予約した人に限り、e5489で[EXサービス限定]米原乗継きっぷというしらさぎ号と北陸新幹線を格安で利用できるきっぷを購入することができます。エクスプレス予約/スマートEXには早特1という6日前から前日までに購入で割引がある自由席専用のきっぷが販売されており、新大阪から米原では割引率は45%ほどで破格の値段になっています。EX早特1は2520円、[EXサービス限定]米原乗継きっぷは5530円で購入でき、合計8050円で利用することができます。ただ、大阪駅でなく新大阪駅発着になる点だけは注意が必要です。所要時間はサンダーバードを使った場合とほぼ変わらず、富山→新大阪では日中時間帯であれば接続が良く、新大阪にはサンダーバードよりも5分ほど早く到着します。
高速バス
現在昼行便は運休中、夜行便のみとなっています。値段は日によって、5500〜7500円で利用可能です。夜間の時間を無駄にしたくない方にはおすすめです。
まとめ
いかがでしたでしょうか。この記事を参考にお得に旅行に行ってください!