【2月・三重&和歌山】伊勢海老・まぐろ・クエ鍋を食べ尽くす!絶景と世界遺産をめぐる1泊2日の旅

国内旅行

2月のとある週末、近畿・東海の旅として三重県と和歌山県をぐるっとまわる旅に出かけました。
鳥羽で伊勢海老、那智勝浦でまぐろ、紀伊田辺でクエ鍋……と、食の宝庫・紀伊半島をおなかいっぱい堪能した旅行記です。
きっぷのお得な買い方や交通のヒントも添えてご紹介しますので、ぜひ旅の参考にしてください。

  1. 旅程ダイジェスト
  2. 1日目:大阪難波から近鉄特急で一気に鳥羽へ
    1. 近鉄特急で快適に鳥羽へ
    2. 鳥羽到着!海と港の風景に心が和む
  3. 1日目夜:旬のイセエビを堪能──「華月」
    1. 伊勢海老ってどんな食べ物?
  4. 1日目夜:えきねっとで新幹線・在来線特急を賢く予約
    1. えきねっととは?
      1. JR乗車券は長距離で買うほどお得
      2. バスでJR区間をスキップしても大丈夫?
      3. 通しで買うとどれくらいお得?
  5. 1日目夜:参宮線・特急南紀で新宮へ
  6. 1日目夜:新宮で深夜ラーメン──「らーめんまるきよ商店」
  7. 2日目:那智の滝・熊野古道・本州最南端を駆け抜ける
    1. バスで移動、那智の滝へ
    2. 那智の滝──落差133m、日本最大の単段瀑布
    3. 那智山・熊野那智大社──神話が息づく霊場へ
      1. 神武天皇とヤタガラス
    4. 熊野古道──1000年以上続く巡礼路を歩く
      1. 今回のルート:那智の滝から下る(おすすめ!)
    5. ランチは「お食事処 大和」でまぐろ三昧!
      1. くじらの刺身も注文
    6. 勝浦漁港にぎわい市場でお土産探し
  8. 2日目午後:串本・本州最南端「潮岬」へ
    1. 紀伊勝浦から串本へ、JRで快速移動
    2. コミュニティバスで潮岬へ(自転車は残念ながら…)
    3. 潮岬──本州の「いちばん南」に立つ
      1. 潮岬は「陸繋島(りくけいとう)」
      2. 東京〜大阪の海路における要衝
      3. エルトゥールル号遭難事件と日本・トルコの絆
    4. タクシーで串本駅へ戻り、特急くろしおへ
  9. お得情報:特急くろしおを安く乗る「やすいきっぷ」
    1. e5489とは?
  10. 2日目夜:紀伊田辺で「クエ鍋」──幻の高級魚を食す
    1. クエとはどんな魚?
  11. 帰路:特急くろしおで大阪へ
  12. まとめ:三重・和歌山は食と文化の宝庫
  13. 旅費・きっぷのまとめ

旅程ダイジェスト

日程ルート
1日目大阪難波 → 近鉄特急 → 鳥羽(伊勢海老ディナー)→ 参宮線・特急南紀 → 新宮(泊)
2日目新宮 → バス → 那智の滝・熊野古道 → まぐろランチ → 串本・潮岬 → くろしお → 紀伊田辺(クエ鍋)→ くろしお → 大阪

1日目:大阪難波から近鉄特急で一気に鳥羽へ

近鉄特急で快適に鳥羽へ

旅のスタートは大阪難波駅。ここから近鉄特急に乗り、三重県・鳥羽を目指します。

難波から鳥羽まで乗り換えなし、約2時間。料金は乗車券2,460円+特急料金1,640円で、合計4,100円(ICカード利用の場合)です。シートに座って車窓を眺めながら話していると、あっという間に到着しました。

近鉄特急の特急券は、近鉄の公式サイト「特急券のインターネット予約・発売サービス」を使うと、会員登録なしでもスマートフォンから事前に購入できます。購入後はチケットレスでそのまま乗車できるので、当日に駅の窓口や券売機に並ぶ必要がありません。

鳥羽到着!海と港の風景に心が和む

鳥羽駅に到着すると、すぐそこに海が広がります。三重県鳥羽市は伊勢湾と太平洋に面した港町で、真珠の養殖や海女漁で有名な土地です。

近鉄鳥羽駅のアーチ形駅舎入口

鳥羽は「海女」文化の本場でもあります。海女さんたちは素潜りでアワビやサザエ、ウニなどを採取し、その技術はユネスコ無形文化遺産への登録が期待されるほどです。

1日目夜:旬のイセエビを堪能──「華月」

鳥羽での夕食は、地元の海鮮料理店「華月」へ。この日のメインはもちろん、伊勢海老(イセエビ)です。

伊勢海老専門店「華月」
店舗情報
店名伊勢海老 海鮮蒸し料理 華月
住所三重県鳥羽市大明東町16-3
営業時間11:00〜14:00、16:30〜19:30(L.O.)
定休日不定休
電話番号0599-26-5252

伊勢海老ってどんな食べ物?

伊勢海老は、三重県・伊勢志摩周辺で特に多く水揚げされる大型のエビです。普段スーパーで見かけるバナメイエビや車海老とは全く別の存在感で、体長20〜30cm、重さ500g前後にもなります。

旬は秋〜冬(10月〜3月ごろ)。禁漁期間(春〜夏)を設けることで資源を守りながら漁が行われています。お刺身や味噌汁、焼きものなど調理法はさまざまですが、どれも濃厚な甘みと歯ごたえが魅力です。

普段の生活ではなかなか口にする機会のない伊勢海老ですが、産地の鳥羽・志摩なら専門店で存分に味わえます。せっかくここまで来たのだからと、今回は奮発して「伊勢海老至高コース」(お一人様税込33,000円)を注文しました。

このコースは全9品、1人あたり伊勢海老5尾分を使った構成です。

華月の店内。カウンター席の目の前に活伊勢海老のいけす
テーブルに置かれたクラフトビール
  • お造り:活伊勢海老の刺身。透き通るような身の甘みが際立ちます
  • 蒸し物:特大の活伊勢海老をまるごと1尾、伊勢海老ちり蒸し、茶碗蒸し
  • タルタル焼き・鬼瓦焼き:調理法を変えることで異なる旨みが引き出されます
  • 伊勢海老頭の味噌汁:殻からじんわり染み出す出汁が絶品でした
  • おこわ・小鉢・香の物・デザートと続く流れも申し分なし
木箱に入った活伊勢海老。そのまま蒸して目の前で仕上げてくれる演出
木箱に収めた伊勢海老。
活伊勢海老のお造り。殻付きの頭が飾られ、透き通る身が並ぶ

「活伊勢海老をいけすから取り出して、そのまま調理する」というスタイルで、鮮度は折り紙付き。蒸し物の伊勢海老ちり蒸しは身がふっくらと締まり、味噌汁は殻からの出汁が濃く広がります。一品ごとに驚きがあり、合計66,000円と決して安くはありませんが、満足度はそれ以上でした。

2尾の伊勢海老の焼き物。
丸ごと蒸し上げた伊勢海老1尾
伊勢海老の茶碗蒸し

1日目夜:えきねっとで新幹線・在来線特急を賢く予約

JR鳥羽駅の夜の入口

夕食後は鳥羽駅へ。ここで今日と明日、2日間の移動をまとめた乗車券と特急券を「えきねっと」で受け取ります。鳥羽から新宮まで(今日)と新宮から先(明日)を1枚の乗車券でカバーしているのがポイントです。

えきねっととは?

「えきねっと」はJR東日本が運営するネット予約サービスです。新幹線・特急の指定席をWeb・アプリから事前予約でき、駅の指定席券売機で受け取って乗車します。

「JR東日本のサービス」と聞くと東日本エリアの利用に限られるイメージがありますが、実際には今回のようにJR東海(参宮線・紀勢本線の一部)やJR西日本(紀勢本線の一部・阪和線)にまたがる乗車券・特急券もえきねっと1つで予約できます。エリアをまたぐ旅程でも予約サービスを使い分ける必要がないのは、地味に便利なポイントです。

今回予約したのは特急南紀の特急券乗車券のみです。乗車券は「鳥羽→(参宮線・紀勢本線・阪和線経由)→大阪」という長距離乗車券を1枚購入しました。

JR乗車券は長距離で買うほどお得

JRの乗車券には「長距離逓減制」というしくみがあり、距離が長いほど1kmあたりの単価が安くなります。今回のように鳥羽〜新宮〜紀伊田辺〜大阪という複数区間を通しで買うと、区間ごとに買い分けるより割安になります。

さらに、101km以上の乗車券には途中下車が可能というルールがあります。目的地までの乗車券を持っていれば、途中の駅で一度改札を出て観光や食事をしても、残りの区間は有効です。今回の旅でも、新宮・紀伊田辺での下車はすべてこの1枚の乗車券でまかなえました。

有効日数も距離によって増えます(101kmで2日間、201kmで3日間、以降200km増えるごとに1日追加)。旅程をまたいで使えるので、日程に余裕がある旅ほどメリットが大きいです。

バスでJR区間をスキップしても大丈夫?

今回、2日目の新宮〜紀伊勝浦間は路線バスで移動したため、その区間のJR線には乗っていません。それでも乗車券は問題なく使えます。途中下車ルールでは、いったん改札を出て他の交通手段で先の駅まで移動し、そこから乗車券に記載された区間の続きに乗り直すことができるためです(後戻りはできませんが、先に進むだけなら問題ありません)。つまり新宮〜紀伊勝浦間は「使わなかった区間」として通過しただけで、紀伊勝浦から先は同じ1枚の乗車券でそのまま利用できました。

通しで買うとどれくらいお得?

区切って買った場合の運賃と比較してみました(JR西日本・JR東海の運賃表の営業キロ区分から算出した目安です)。新宮〜紀伊勝浦間はバス利用のため、区切り買いの場合もこの区間はJR乗車券に含めず計算しています。

購入方法区間運賃
区切り買い鳥羽→新宮(166.8km)3,080円
区切り買い紀伊勝浦→紀伊田辺(90.3km)1,690円
区切り買い紀伊田辺→大阪(167.8km)3,080円
区切り買い合計7,850円
通し買い鳥羽→大阪(約439.8km)約7,150円

差額は約700円。新宮〜紀伊勝浦間はバスでJRに乗らなかった分を除いて比較しても、最初から鳥羽〜大阪の通し乗車券を1枚で買ったほうがお得という結果でした。長距離逓減制のしくみ上、区間を細かく分けるほど割高になるためです。

えきねっとで購入→ポイント還元もチェック
えきねっとでの決済にビューゴールドプラスカードを使うと、VIEWプラスで8%のJREポイントが還元されます。新幹線eチケット(チケットレス乗車)ならさらにえきねっと利用分2%が加算されて合計10%還元になります。在来線特急でも8%は変わらないので、えきねっとをよく使う方には特におすすめのカードです。

JR東海エリアでの受け取り注意点
えきねっとで予約したきっぷをJR東海の駅で受け取る場合、指定席券売機のみが対象で、みどりの窓口では受け取れません。また、鳥羽駅の指定席券売機は1台のみです。観光客が重なると列ができることがあるので、余裕を持って受け取りに行くことをおすすめします。

1日目夜:参宮線・特急南紀で新宮へ

きっぷを受け取ったあと、鳥羽から参宮線に乗り多気駅へ。そこで特急南紀に乗り換え、この日の宿泊地・新宮(しんぐう)を目指します。

夜のJR多気駅外観。古い駅舎
「多気町」のアーチ看板が夜の街に浮かぶ。多気駅で途中下車して散策した際の街の様子
多気駅ホームの名所案内板(斎宮跡・一乗寺・近長谷寺・普賢寺)

特急の乗り継ぎまで時間があったため、多気駅で途中下車して少し街を歩いてみました。特に目立った観光地があるわけではありませんが、昭和の頃を思わせるような昔ながらの街並みが残っていました。

参宮線は伊勢神宮の外宮・内宮の最寄り駅(伊勢市駅・五十鈴川駅)を通る路線で、古くからお伊勢参りの人々を運んできた歴史ある路線です。夜の車窓は静かで、旅情をかき立てます。

多気駅4番線の発車案内板「特急南紀 7号 21:05 新宮 2両」
多気駅ホームに停車中の特急南紀(キハ85系)。白とオレンジの車体

特急南紀は多気駅から熊野・新宮方面へ走るJRの特急列車。乗車したのは夜だったため、車窓の景色はほとんど見えませんでした。日中に乗れば、紀伊半島の山あいをゆっくりと南下していく景色が楽しめるはずです。

新宮は和歌山県最南端に近い都市で、熊野三山の一つ・熊野速玉大社(くまのはやたまたいしゃ)の門前町でもあります。古来より「熊野詣」の目的地として多くの人が訪れた、歴史深い土地です。

新宮駅の構内。「熊野速玉大社」の案内板や熊野の観光看板が並ぶ
夜の新宮駅外観。「駅」の文字が見える2階建て駅舎

1日目夜:新宮で深夜ラーメン──「らーめんまるきよ商店」

新宮に到着したのは夜遅く。宿にチェックインしたあと、締めに向かったのは「らーめんまるきよ商店」です。和歌山市から遠く離れた新宮で和歌山ラーメンが食べられる、珍しいお店です。

らーめんまるきよ商店の外観
店舗情報
店名らーめん まるきよ商店 新宮店
住所和歌山県新宮市別当屋敷町6-10
営業時間月〜木 18:00〜翌2:00、金 18:30〜翌3:00
定休日日曜日
電話番号090-7432-4870

看板メニューは豚骨しょうゆラーメン。濃厚な豚骨スープに醤油のキレが加わった一杯で、予算は1,000円以内と財布にもやさしいです。深夜まで営業しているので、遅い時間に到着した際の夕食にも重宝します。夜遅くに到着してくたびれた体に、濃厚なスープとボリュームのある一杯がちょうどよく染み渡りました。

まるきよ商店の和歌山ラーメン(豚骨しょうゆ)。チャーシュー・味玉・ネギが乗る

2日目:那智の滝・熊野古道・本州最南端を駆け抜ける

バスで移動、那智の滝へ

2日目の朝は新宮からバスで移動。途中の那智駅でバスを乗り換え、那智の滝を目指します。

2日目朝の駅舎外観。壁にアートが描かれた建物

新宮〜那智勝浦エリアは路線バスが走っており、観光客でも利用できます。ただし本数は多くありません。今回、那智駅での乗り継ぎ時間がわずか1分と案内されていました。新宮の営業所で確認したところ「接続はとります」と言われましたが、実際には出発バスが数分遅れており、接続はとられませんでした。やむを得ず、那智駅からはタクシーで那智の滝へ向かいました。

乗り継ぎ時間が短い場合でも、接続が保証されるわけではありません。次のバスを1本後にして余裕を持たせるか、タクシーも選択肢に入れて計画することをおすすめします。時刻表は「熊野御坊南海バス」のウェブサイトで確認できます。

那智の滝──落差133m、日本最大の単段瀑布

施設情報
名称那智の滝(飛瀧神社)
住所和歌山県東牟婁郡那智勝浦町那智山
拝観時間7:00〜16:30
料金無料(お滝拝所への参入料 大人300円)
電話番号0735-55-0321

那智の滝(なちのたき)は、落差133m・流量毎秒1トンを誇る、日本最大の単段(ひとつながり)の滝です。「三重の滝」「日光の華厳滝」とともに日本三大名瀑にも数えられます。

横断歩道の先に鳥居と石段・杉木立(那智山の入口)
石段と白い鳥居。奥に杉の大木が続く(那智の滝への参道)

滝の正式名は「那智大滝」といい、飛瀧神社(ひろうじんじゃ)のご神体として信仰されています。観光スポットとして眺めるだけでなく、神様として手を合わせる対象でもあるのです。

苔むした石畳の参道が続く。左に立入禁止の案内(那智の滝への参道)

日本には古来、滝や岩・大木に神が宿ると考える文化があります。那智の滝の場合、あの轟音と水量を目の当たりにすると、古代の人々が神の存在を感じたのも納得できます。実際に滝の前に立つと、轟音と水しぶきが体に伝わってきて、観光地というより神社の本殿前にいるような緊張感がありました。しばらくその場を離れられないほどの迫力で、133mという数字だけでは伝わらないスケール感を、そのまま体で受け止めるような時間でした。

ただし訪れたのは2月の冬季で、水量は他の季節に比べると少なめだったようです。台風後や梅雨時期など水量が多い時期に訪れると、さらに迫力のある滝を見られるかもしれません。

滝の前には延命長寿のご利益があるとされる「延命の水」があり、訪れた人々が手を合わせていました。

また那智の滝を含む一帯は「紀伊山地の霊場と参詣道」としてユネスコ世界文化遺産に登録されています。世界中から参拝者・観光客が訪れる理由がよくわかります。

飛瀧神社の拝所前から見上げる那智の滝。鳥居と拝所小屋の奥に滝が落ちる
那智の滝(那智大滝)の全景。青空の下、岩壁から一条の流れが落ちる
飛瀧神社の鳥居。「飛瀧神社」の扁額越しに那智の滝が見える
「飛瀧神社拝所」の石碑。赤い欄干の橋とともに
那智の滝を近くから見上げる。岩壁を伝う一条の流れと岩盤

那智山・熊野那智大社──神話が息づく霊場へ

施設情報
名称熊野那智大社
住所和歌山県東牟婁郡那智勝浦町那智山1
拝観時間6:00〜18:00(宝物殿 8:30〜16:00)
料金境内無料(宝物殿 大人300円)
電話番号0735-55-0321

那智の滝から参道を上っていきます。飛瀧神社の境内を抜け、石段を登り始めると視界が開けてきます。木々の間から三重の塔と那智の滝が重なる絶景ポイントが現れ、ここが那智山を象徴する構図です。写真で何度も見ていた景色がそのまま目の前に現れた瞬間で、思わず足を止めました。2月でも苔が青々としており、神聖な空気が漂っていました。

那智山の参道沿いのお土産屋街。奥に那智の滝が小さく見える
苔むした大きな石段が杉木立の中に続く(熊野那智大社への参道)

さらに石段を上ると、熊野那智大社(くまのなちたいしゃ)青岸渡寺(せいがんとじ)が隣り合って建っています。神社と寺が同じ境内に存在するのは神仏習合の名残で、日本独特の信仰の形です。

熊野那智大社は仁徳天皇の時代(4世紀ごろ)の創建と伝えられる古社で、御祭神は熊野夫須美大神(くまのふすみのおおかみ、イザナミノミコト)。社殿は朱色の権現造で、熊野三山の中でも最も古式を保った構造といわれています。

熊野那智大社の朱色の大鳥居と石段。「熊野那智大社」の幟が立つ参道の入口
熊野那智大社の本殿。朱色の社殿と砂利の参道
熊野那智大社の御神木・大樟(樟霊社)。樹齢800年以上で、空洞をくぐる「胎内くぐり」ができる

青岸渡寺の本尊は如意輪観世音菩薩(にょいりんかんぜおんぼさつ)。現在の本堂は天正18年(1590年)に豊臣秀吉の命によって再建されたもので、南紀地方で最も古い建造物として国の重要文化財に指定されています。西国三十三所第一番札所でもあり、全国から巡礼者が訪れます。

青岸渡寺の本堂(方形の大屋根)と背後の那智山の山並み
青岸渡寺の本堂正面。石灯籠が並ぶ参道を観光客が歩く
那智山の全景。熊野那智大社・青岸渡寺の建物群が連なり、奥の三重塔と那智の滝も見える
坂道の先に立つ青岸渡寺の三重塔。那智山の山並みを背に鮮やかな朱色
青岸渡寺の三重塔(重文)を石段下から見上げる。朱色が青空に映える
青岸渡寺の三重塔と右奥に那智の滝。那智山を代表する2つのシンボルが一枚に
三重塔の展望台から見た那智の滝。山の斜面越しに遠望する
那智山参道沿いのお土産屋街と背後の山並み。観光客が行き交う

神武天皇とヤタガラス

熊野那智大社は、日本神話と深く結びついた場所でもあります。『日本書紀』によれば、初代天皇・神武天皇が大和(現在の奈良・橿原)へ向けて東征する途中、熊野灘に上陸しました。その際、険しい山道に迷った神武天皇一行を導いたのが三本足のカラス・ヤタガラスです。熊野から橿原まで道案内したヤタガラスは、天照大神の使者とされ、その後は那智の地に留まったと伝えられています。

このヤタガラスをサッカー日本代表のエンブレムとして採用していることをご存じでしょうか。1931年に日本サッカー協会がシンボルマークを制定する際、日本に初めて近代サッカーを紹介した中村覚之助にちなんだものにしようとしました。覚之助の出身地がまさにここ那智勝浦町。ヤタガラスが「勝利に導く」神の使いであることから選ばれたのです。サッカー観戦でいつも目にしていたエンブレムが、ここ熊野から来ていると知ると、試合の見方も少し変わりませんか。

熊野古道──1000年以上続く巡礼路を歩く

熊野古道とは、熊野三山(熊野本宮大社・熊野速玉大社・熊野那智大社)へ向かう参詣道の総称で、平安時代から鎌倉時代にかけて天皇・上皇から庶民まで多くの人が歩きました。「蟻の熊野詣」という言葉があるほど参拝者が絶え間なく続いたといいます。

ルートはいくつかあります。

  • 中辺路(なかへち):京都・大阪から田辺を経て熊野三山を目指す最もポピュラーなルート。上皇・貴族の公式参詣道として使われた。
  • 大辺路(おおへち):紀伊田辺から海岸線沿いに那智へ向かうルート。景色がよく庶民に愛された。
  • 小辺路(こへち):高野山と熊野本宮大社を結ぶ最短ルート。3つの千m級峠を越える険しい道。
  • 伊勢路(いせじ):伊勢神宮方面から熊野を目指すルート。今回歩いた那智周辺もこのエリアに含まれる。

スペインの「サンティアゴ・デ・コンポステーラ巡礼路」と姉妹道提携を結んでいることでも知られ、2004年に「紀伊山地の霊場と参詣道」としてユネスコ世界文化遺産に登録されています。

今回のルート:那智の滝から下る(おすすめ!)

多くの人は大門坂から石段を登って熊野那智大社・那智の滝へ向かいますが、今回私たちは逆ルート——那智の滝から石段を下りながら大門坂方面へ歩きました。

熊野古道・大門坂の石段。右に大きな切り株が立ち、木立の中を続く
熊野古道・大門坂の入口にある扇形の木製看板「熊野古道 大門坂」

下りのほうが足への負担が少なく、脚力に自信がない方にも歩きやすいのでおすすめです。苔むした石畳と両側にそびえる杉の巨木が続く道は、「1000年前の人たちもここを歩いたのか」という感覚を自然と呼び起こします。聞こえるのは自分たちの足音くらいで、その静けさがよけいに、何百年も前からこの道を歩いてきた人たちがいるという実感を強めてくれました。

大門坂の石畳参道。平らな石が敷き詰められた道が木立の奥へ続く
道路脇に白い梅の花が咲く(2月の大門坂周辺の里の風景)

熊野古道の出口(大門坂下)には「大門坂」バス停があり、熊野御坊南海バスで紀伊勝浦駅方面へ戻ることができます。わざわざ来た道を引き返さなくてよいので、時間を有効に使えます。

「大門坂」の石碑と入口。「熊野参詣道中辺路」の案内板が立つ
大門坂の下の道路沿い。石碑と案内看板

ランチは「お食事処 大和」でまぐろ三昧!

熊野古道を満喫したあとはバスで移動し、那智勝浦でランチ。向かったのは「お食事処 大和(やまと)」です。

お食事処「大和」の外観。赤い幟が2本立つ入口
店舗情報
店名お食事処 大和
住所和歌山県東牟婁郡那智勝浦町築地8-6-6
営業時間11:00〜14:30(L.O.)
定休日木曜、第1・第3水曜(祝日は振替営業)
電話番号0735-52-5738
備考予約不可

那智勝浦港は生まぐろの水揚げ量が日本一の漁港です。「水揚げ量なら静岡などの方が多い」という声もありますが、那智勝浦がこだわるのは一度も冷凍していない生まぐろという点。黒潮が近くを流れる好漁場でとれたまぐろを、船上で活け締めにして氷水保存し、短時間で港へ運ぶことで鮮度を保ちます。この「紀州勝浦産生まぐろ」はブランドとして市場でも評価されています。

私たちが注文したのは「大和DX丼」。まぐろをはじめとした海鮮がたっぷり乗った看板メニューで、ランチタイムにもかかわらず周りのテーブルも同じものを頼んでいる人ばかりでした。赤身は甘く、中トロは脂が口のなかでとろけます。これが冷凍ものと同じ「まぐろ」だとは、食べるまで実感できません。一口食べた瞬間、周りのテーブルの人たちが次々と同じ丼を頼んでいた理由がわかりました。

大量の生まぐろが乗ったまぐろ丼(大和DX丼)。中央に卵黄・味噌汁付き

くじらの刺身も注文

さらにもう一皿、くじらの刺身もいただきました。那智勝浦の隣・太地町(たいじちょう)は日本の捕鯨発祥の地とされる町です。慶長年間(1600年代初め)に和田頼元が組織的な捕鯨を始めたとされ、後に「網取り法」という独自の漁法が考案されました。太地の地形——見晴らしのよい海岸段丘と深い海、波の穏やかな入江——がクジラの回遊路に近く、捕鯨が根付いた理由の一つです。

現在も太地町では小型捕鯨が続いており、那智勝浦エリアではくじら料理を食べられる店が複数あります。くじらの刺身は赤みがかった身で、牛肉のような深い旨みがありました。スーパーで見かけることはほとんどないので、ここならではの一品です。

赤黒い刺身が皿に並ぶ(くじらの刺身)

勝浦漁港にぎわい市場でお土産探し

施設情報
名称勝浦漁港にぎわい市場
住所和歌山県東牟婁郡那智勝浦町築地7-12
営業時間8:00〜16:00(L.O. 15:30)
定休日火曜日
電話番号0735-29-3500

ランチの後は徒歩圏内にある「勝浦漁港にぎわい市場」へ。水産物・加工品・地元野菜などが並ぶ直売所で、観光客にも地元の人にも親しまれているスポットです。

勝浦漁港にぎわい市場の外観。木造建物の壁に「勝浦漁港 にぎわい市場」の文字。入口横に実物大のまぐろ模型
にぎわい市場前に吊るされたまぐろの実物大モニュメント。台座に「2025年03月01日 和歌山県那智勝浦町 勝浦漁港 水揚量日本一」の碑文

まぐろの缶詰、干物、めはり寿司の素……と、お土産になりそうなものがたくさん。お値段も観光地価格ではなく、地元の産直価格なのがうれしいです。私たちはまぐろのフレーク缶詰を何個か購入しました。ご飯のお供にもパスタにも使える万能選手です。

2日目午後:串本・本州最南端「潮岬」へ

紀伊勝浦から串本へ、JRで快速移動

お腹も満足したところで、紀伊勝浦駅からJRに乗り串本(くしもと)駅へ。車窓には太平洋の青い海が広がり、旅の気分が一層高まります。

紀伊勝浦の港前広場。「まぐろ 那智黒」「ようこそ 那智へ」の水色アーチ門が立つ
「普通 紀伊田辺」行きの列車がホームに停車

串本町は和歌山県最南端に位置し、本州最南端の地「潮岬(しおのみさき)」があることで知られています。

JR串本駅の駅舎看板

コミュニティバスで潮岬へ(自転車は残念ながら…)

串本駅からはコミュニティバスに乗って潮岬を目指します。

潮岬では、岬の先端まで自転車で爽快に走れると聞いていたので楽しみにしていたのですが……現地に行くとレンタサイクルはすでに売り切れでした。

自転車での潮岬サイクリングを計画されている方は、事前に串本町観光協会に問い合わせるか、早めに現地へ向かうことをおすすめします。台数は限られており、特に休日・観光シーズンは早い時間に埋まります。

「本州最南端」の文字がある郵便局。コミュニティバスの車内から撮影

潮岬──本州の「いちばん南」に立つ

施設情報
名称潮岬観光タワー
住所和歌山県東牟婁郡串本町潮岬2706-26
営業時間9:00〜17:00
定休日年中無休
料金大人 300円、小・中学生 100円
電話番号0735-62-0099

自転車は諦め、まず潮岬観光タワー(入場料 大人300円、営業9:00〜17:00)へ。7階の展望室から太平洋を見渡すと、水平線が緩やかな弧を描いているのがわかります。「地球は丸い」とは知識として知っていても、何もない海の向こうで水平線がほんのわずか曲がっているのを目で見ると、実感のしかたがまるで違います。

潮岬観光タワーの外観。円形ドーム型の白いタワーと正面の石段
潮岬観光タワー展望台の「本州最南端 潮岬」標柱。背後に太平洋と海岸線が広がる

タワーを出ると、目の前には広大な芝生「望楼の芝」が広がっていました。ここに本州最南端の碑があり、並んで写真を撮りました。碑の前に立って見渡せるのは空と海だけ。この先に何もないという感覚は、地図で眺めるのとは別物でした。

本州最南端・潮岬の石碑。日本地図形のシルエットと波のモチーフが刻まれ、背後に太平洋

水平線の向こうにただ海だけが広がっていて、遮るものが何もない。都市で暮らしていると「空の広さ」を忘れがちですが、ここへ来るとそれを思い出します。目的地に着いて何かを「達成した」というより、ただそこに立って海を眺めているだけで満たされる、不思議な場所でした。

潮岬先端の岩礁と太平洋のパノラマ。曇り空の下、荒々しい岩場が海に向かって伸びる
望楼の芝に立つ「本州最南端」の白い看板モニュメント。砂利の広場と松の木、曇り空の太平洋

潮岬は「陸繋島(りくけいとう)」

実は潮岬、もともとは海に浮かぶ島でした。長い年月をかけて砂州(さす)が堆積し、陸地とつながって現在の形になりました。このような地形を陸繋島(トンボロ)といい、函館や江の島と同じ成り立ちです。日本三大トンボロの一つにも数えられています。

東京〜大阪の海路における要衝

海運が交通の主役だった時代、潮岬は東京(江戸)と大阪を結ぶ海路で必ず通過しなければならない岬でした。紀伊半島は大きく太平洋側に張り出しているため、大型船は沖合を大きく回り込む必要があり、潮岬沖は波が荒く難所として知られていました。今でも台風の接近を伝えるニュースで必ず「潮岬に最接近」と報道されるのは、本州への玄関口として地理的に重要な地点だからです。

実際、展望台から海を眺めていると、沖合には大型船がいくつも行き交っているのが見えました。潮岬の沖が今も太平洋を行き来する船舶の主要な航路であり続けていることを、目の前の光景がそのまま物語っていました。

エルトゥールル号遭難事件と日本・トルコの絆

潮岬近くの串本町には、エルトゥールル号をめぐる歴史があります。1890年(明治23年)9月、オスマン帝国の軍艦エルトゥールル号が帰路に台風と遭遇し、串本・紀伊大島沖で座礁・沈没しました。500名以上が犠牲になったこの遭難事故で、地元の人々は嵐のなか懸命に救助活動を行い、69名の命を救いました。

この「恩」はおよそ100年後に返ってきます。1985年のイラン・イラク戦争でイランに取り残された215名の日本人を、トルコ航空が救援機を飛ばして救出したのです。当時のトルコ大使は「エルトゥールル号の借りを返しただけ」と語ったとされています。この出来事は2015年に日本・トルコ合作映画『海難1890』として映画化されました。

串本町にはトルコ記念館が建てられており、エルトゥールル号の遺品や資料が展示されています。潮岬と合わせて立ち寄る価値のある場所です。

タクシーで串本駅へ戻り、特急くろしおへ

帰りはタクシーで串本駅へ戻りました。潮岬にはタクシーが常駐していないため、乗車したい時間の少し前に電話で呼んでおく必要があります。特急の発車時刻が決まっている場合は、逆算して早めに手配するのがポイントです。コミュニティバスの本数も限られるので、時間に制約がある場合はタクシーが確実です。

串本駅からは特急くろしおに乗り、一路・紀伊田辺を目指します。

お得情報:特急くろしおを安く乗る「やすいきっぷ」

特急くろしおのきっぷを購入する際に利用したのが、JR西日本のネット予約サービス「e5489(いいごよやく)」のお得なきっぷです。

e5489とは?

「e5489」はJR西日本が運営するインターネット予約サービスです。パソコン・スマートフォンから特急券・乗車券をセットで購入でき、チケットレスで乗車することもできます。

お得な割引きっぷとして、以下のようなものがあります。

きっぷの種類割引率の目安
WEB早特(1ヶ月前〜)最大50%引きの場合も
WEB早特(1週間前〜)約10〜30%引き
チケットレス特急券通常の特急料金から少し割引

今回利用したのは、「トク特チケットレス(紀南エリア)」という割引きっぷです。きのくに線の紀伊田辺〜新宮間の各停車駅相互間で特急の指定席を割引価格で購入できるもので、前日・当日の購入が可能でした。区間によって料金が異なり、たとえば紀伊田辺〜新宮間(串本・紀伊勝浦経由)の全区間で700円の割引になります。

直前に予定が固まるような旅行でも使いやすいのが特徴で、計画が後から決まった今回の旅程にはぴったりでした。

注意:このきっぷは2024年7月〜2025年3月末の期間限定で発売されており、現在は終了しています。今後同様の割引が設定される可能性はありますので、旅行前にe5489の「おトクなきっぷ」ページを確認することをおすすめします。

活用のコツ:日程が早めに決まっているならWEB早特がお得で、急に決まった旅行なら当日・前日対応のチケットレス系きっぷを探してみましょう。e5489には複数の割引が並行して設定されていることがあるので、1種類だけ見て諦めずにチェックしてみてください。

串本駅のホーム。JR西日本の普通列車が停車し、発車案内板も見える
特急くろしおの車体(青緑色)。新大阪行きの行先表示
紀伊田辺駅のホームの駅名板

2日目夜:紀伊田辺で「クエ鍋」──幻の高級魚を食す

紀伊田辺駅で下車し、向かったのは「ゑびす」。こちらで今旅のフィナーレを飾るクエ鍋をいただきます。

割烹ゑびすの外観。格子戸の和風2階建て町家建築。夕暮れ時の静かな路地に面した入口
店舗情報
店名割烹 ゑびす
住所和歌山県田辺市上屋敷1丁目16-5
営業時間11:30〜13:30、17:00〜21:00(L.O. 20:00)
定休日不定休
電話番号0739-22-0886
備考クエ鍋は要予約

クエとはどんな魚?

クエ(漢字:垢穢)は、スズキ目ハタ科に属する大型の海魚です。成長すると体長1m・体重30kgを超えることもあり、「幻の魚」「西の魚の王様」とも呼ばれます。

味は淡白ながら深い旨みがあり、特に冬の鍋料理で真価を発揮します。コラーゲン豊富な皮から出る白濁したスープは、飲むだけで体がほっこり温まる絶品です。

クエは流通量が少なく、東京の一般的なスーパーではほとんど見かけません。しかし和歌山・三重など西日本の沿岸部では地元の食材として根付いており、紀伊半島はクエが食べられる代表的なエリアです。

ゑびすのクエ鍋は、新鮮なクエをぶつ切りにして、昆布と塩ベースの澄んだ出汁でじっくり煮る正統派スタイルです。

クエ鍋コースのテーブルセット。蓋付きの土鍋がカセットコンロに据えられ、前菜の小鉢が並ぶ
クエのお造り。白身の薄切りが並び、レモン・もみじおろし・ねぎを添えた一皿

身は柔らかくほぐれ、皮のゼラチン質がスープにとろみを加えます。締めの雑炊まで飲み干したくなる、極上の一杯でした。鍋を取り分けるたびに次の一口が待ち遠しく、最後の雑炊まで気づけば完食していました。

クエ鍋の具材トレー。クエの切り身・豆腐・水菜・えのき・花形に飾り切りしたしいたけ・昆布が並ぶ
クエ鍋の締めの雑炊。米が溶け込んだ白濁した出汁に刻み海苔をちらした土鍋
割烹ゑびすの店内に飾られたクエの魚拓。「九絵」の札が添えられた額装

帰路:特急くろしおで大阪へ

たっぷりとクエ鍋を楽しんだあと、紀伊田辺から再び特急くろしおに乗って大阪へ。1泊2日の旅が幕を閉じました。

まとめ:三重・和歌山は食と文化の宝庫

今回の旅では、食だけでなく歴史や自然の厚みにもすっかり引き込まれました。紀伊半島はそういう場所です。

  • 伊勢海老──産地で食べるからこその新鮮さと旨み
  • 那智の滝・熊野古道──日本人の心に宿る自然崇拝と信仰の歴史
  • まぐろ──那智勝浦でしか味わえない生まぐろの本物の味
  • 潮岬──本州最南端という地球スケールの感動
  • クエ鍋──冬にしか味わえない幻の高級魚

正直、1泊2日でここまで食べて回れるとは思っていませんでした。次は熊野本宮大社や高野山も絡めて、もう少し時間をかけて熊野古道を歩いてみたいと思っています。

旅費・きっぷのまとめ

区間手段お得なきっぷのポイント
大阪難波→鳥羽近鉄特急近鉄のネット予約で早めに席を確保
鳥羽→多気→新宮参宮線+特急南紀えきねっとで事前予約・受け取り
新宮→那智→串本バス・JR路線バス時刻を事前確認
串本→紀伊田辺→大阪特急くろしおe5489のWEB早特を活用

日程が決まったらまず各社のネット予約サービスを開く——これだけで交通費はかなり変わります。早期割引は席数限定のものも多いので、「そのうち買おう」と後回しにしているうちに売り切れていた、という経験がある方には特におすすめです。

最後までお読みいただきありがとうございました。三重・和歌山の旅、ぜひ計画してみてください!

ぴりか

地理や旅行が大好きな一般人。東京出身ですが、四国、九州など転々と移住し、今は北陸に住んでいます。学生時代に47都道府県を自転車で制覇。国内旅行業務取扱管理者の資格あり。JGC取得済み。

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