大阪と金沢をお得に移動する方法!

お得な移動方法

大阪と金沢を公共交通機関で移動する方法として、主にJRと高速バスがあります。それぞれについてお得に移動する方法を解説します。

JRでの移動

JRの場合、大阪-敦賀は在来線の特急サンダーバード、敦賀-金沢は北陸新幹線を利用するのが一般的です。

サンダーバードと新幹線を同時に購入し、かつ敦賀駅で途中下車をしない場合、「幹特在特」という割引が自動的に適応されます。その場合の通常期の値段は9410円となります。

現在、サンダーバードは指定席のみで自由席はなく、北陸新幹線には指定席、自由席ともにありますが、どちらを選んでも値段は一緒です。

また、もしサンダーバード、新幹線を同時に購入しない場合、指定席で10400円と1000円近く高額となるため、必ず同時に購入するようにしましょう。

北陸・関西チケットレス

JR西日本の予約サイトe5489にて列車の発車直前まで購入できるきっぷです。あらかじめ登録しておいた交通系ICカードを利用しチケットレスで乗車することができます(きっぷを受け取って乗車することもできます)。このきっぷには北陸新幹線の乗車券・特急券と、サンダーバードの特急券が含まれており、別途で大阪-敦賀の乗車券代を支払う必要があります。チケットレスで乗車する場合、大阪‐敦賀の乗車券代は交通系ICカードのチャージから自動で引き落とすことも可能です。6190円で購入可能で、大阪-敦賀の乗車券代2310円を合わせて合計8500円となります。

また、きっぷを受け取って乗車する場合、大阪‐敦賀間の乗車券を分割して購入することでさらに安くすることができます。大阪-京都、京都-おごと温泉、おごと温泉-近江塩津、近江塩津-敦賀と4つのきっぷに分けることで180円安くなり、合計8320円となります。

北陸・関西チケットレス早特7

前述の北陸・関西チケットレスの、乗車7日前まで安く購入することができる早割バージョンです。席数が限られているため、7日前以前に売り切れることも多く、予定が決まれば早めに予約するのがおすすめです。このきっぷの値段は4400円で、大阪-敦賀の乗車券代2310円と合わせ合計6710円となります。

また、このきっぷでも受け取って乗車する場合、大阪-敦賀の乗車券を上記と同様に大阪-京都、京都-おごと温泉、おごと温泉-近江塩津、近江塩津-敦賀の4つに分けることで180円安くなり、合計6530円となります。

eきっぷ

JR西日本の発行するクレジットカード、J-WESTカード会員限定のe5489で購入できるきっぷです。乗車前にきっぷを受け取る必要があります。また、特急券のみでの販売であり、乗車券を別で用意する必要があります。eきっぷ本体の値段が3900円と、乗車券4840円合計して8740円となります。

このきっぷでも乗車券を分割して購入することで安くなり、大阪-京都、京都-おごと温泉、おごと温泉-近江塩津、近江塩津-金沢の4分割にすることで640円安い4200円となり、合計8100円で利用可能です。

WEB早得14

e5489で、乗車日の14日以前まで購入することができる早割です。乗車券と特急券が一体になったきっぷで、7980円で購入することができます。

(米原経由) EX早特1+[EXサービス限定]米原乗継きっぷ

新大阪-米原を東海道新幹線、米原-敦賀を特急しらさぎ、敦賀-金沢を北陸新幹線で移動するルートで、非常にお得に購入できる方法があります。購入方法が複雑である、乗り換えが1回増えてしまう、大阪駅ではなく新大阪駅が起点となる点は少しデメリットですが、1日前までなら格安で利用することができます。

JR東海の提供するエクスプレス予約、もしくはスマートEXにてEX早得1という乗車6日前~前日まで購入できる自由席専用の商品が販売されており、新大阪-米原は2520円で購入可能です。(通常であれば4250円で、40%近く割引されています)また、エクスプレス予約/スマートEXで米原発着のきっぷを購入した人限定で、[EXサービス限定]米原乗継きっぷという、特急しらさぎと北陸新幹線を大変お得な値段で利用できる切符を購入することができ、米原-金沢を4640円で利用することができます。

EX早得1と米原乗継きっぷ合計で7160円となります。

所要時間としては、金沢→新大阪では日中時間帯は乗継が大変よく、新大阪駅であればサンダーバードより5分ほど早く到着します(大阪駅へは新大阪駅での乗り換えのスムーズさによる)。新大阪→金沢では米原での乗継が若干悪く、新大阪駅をサンダーバードより20~30分ほど早く出る必要があります。

日帰り大阪・日帰り北陸

日本旅行が提供する旅行商品で、日帰りでの旅行の場合に利用できます。金沢発なら日帰り大阪、大阪発なら日帰り北陸と一応別の商品になるので、選び間違えに注意が必要です。また、申し込みは出発日4日前の正午までとなります。金沢発の日帰り大阪の場合、往復13300円~、大阪発の日帰り北陸の場合、往復14600円~となります。また、プランによって、グルメクーポンや入場券、フリーパスなども付いており、お得に観光も楽しむことができます。

高速バス

西日本ジェイアールバスがUSJ、大阪駅などから金沢駅まで、近鉄バス・北日本観光自動車がなんばOCAT、大阪駅などから、金沢駅まで運行しています。西日本ジェイアールバスは夜行便も運航しており、夜間に時間を有効活用し移動したい場合はおすすめです。

時間は昼行便で5~6時間かかりますが、料金が最安で3500円~と安いのは魅力です。ただ、週末はおおむね5000円台となります。

まとめ

JRを利用する場合、乗車日より7日前以前ならまず北陸・関西チケットレス早得7が空いていないか確認しましょう。空いていない場合、日帰りであるなら日帰り大阪・日帰り北陸の利用、また米原経由が許容できるならEX早得1+米原乗継きっぷの利用(6日前まで予約はできない)をおすすめします。また、14日前以前であればWEB早得14も検討してみましょう。どれも当てはまらない場合、J-WESTカードを保有しており、かつ乗車券分割に抵抗がなければeきっぷ、そうでなければ北陸・関西チケットレスの利用をおすすめします。

この記事を参考に、お得に北陸や関西を旅行していただければ幸いです!

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