大韓航空は2026年9月14日、アシアナ航空との統合に伴う便名変更と予約情報の移行スケジュールを発表しました。12月17日以降に出発するアシアナ航空便は、便名がアシアナの「OZ」から大韓航空の「KE」に変わります。すでに12月17日以降のアシアナ便を予約・購入している方は、11月2日から始まる移行作業の対象になるため、内容を知っておく必要があります。
何がいつ変わるのか
大韓航空とアシアナ航空は2026年8月12日に統合を正式決議しており、12月17日に統合登記を完了して「統合大韓航空」として発足する予定です。この日を境に、従来のアシアナ航空便はすべて大韓航空の便名に切り替わります。具体的には、アシアナの「OZ」で始まる便名が、大韓航空の「KE」で始まる便名に変更されます。
この便名変更にともなう予約情報の移行作業は、2026年11月2日から12月3日にかけて順次実施されます。対象になるのは、12月17日以降に出発するアシアナ航空便をすでに予約または購入済みの利用者です。該当する利用者には、SMSやメールなどを通じて個別に変更内容が案内されるとしており、大韓航空の公式サイトやモバイルアプリにも統合に関するFAQが掲載される予定です。
日韓路線は今回の統合でもっとも影響が大きい市場の一つです。統合後は大韓航空グループの日韓路線が14都市21路線から17都市24路線に広がる計画で、羽田〜金浦間は1日6往復体制になることも明らかになっています。日本各地からアシアナ便を利用している方にとって、便名の変更は目に見える形で最初に実感する統合の影響になりそうです。
なぜ便名を統一するのか
便名の統一は、統合を単なる資本上の手続きで終わらせず、実際の運航ブランドを一本化するための欠かせないステップです。合併後にアシアナという会社そのものが消滅する以上、予約システム・発券・運航管理のすべてを大韓航空の体系に一本化しなければ、片方の便名だけが残り続けるという中途半端な状態になってしまいます。11月2日から12月3日という1か月間で移行作業を先に終わらせておくのは、統合登記日である12月17日をまたいで飛ぶ予約がすでに大量に存在しているためです。統合発表から実際の登記完了まで数か月の期間があるからこそ、当日にシステムを一斉切り替えするのではなく、前もって予約データを整理しておく必要があります。
大韓航空にとっても、統合発表から間を置かずに具体的な便名変更のスケジュールを示すことには意味があります。統合の完了時期や実務的な影響が曖昧なままだと、旅行会社や個人が年末年始の予約を入れる際に混乱が生じかねません。早い段階で「いつ、何が変わるか」を明示することで、繁忙期である年末年始の予約を大韓航空ブランドの下で安心して進めてもらう狙いがあるとみられます。
旅行者への影響と今すべきこと
すでに12月17日以降出発のアシアナ航空便を予約している方は、まず自分の予約がSMSやメールでの案内対象になるかを確認してください。案内が届いた場合は、新しい便名や搭乗に必要な情報に変更がないか、内容をよく確認しましょう。旅行会社やオンライン旅行代理店(OTA)経由で予約した場合は、便名変更の連絡が代理店経由になることもあるため、直接大韓航空から連絡が来ない場合でも、念のため予約した窓口に確認しておくと安心です。
便名が変わっても、搭乗する飛行機や運航スケジュールそのものが変更されるわけではありません。ただし、空港でのチェックインや電光掲示板の表示、他の予約サイトとの照合などで便名を使う場面は多いため、空港に着いてから戸惑わないよう、搭乗前に最新の便名を印刷物やアプリで確認しておくことをおすすめします。マイレージプログラムやスターアライアンスとの提携終了時期については、ANAマイルの積算がアシアナ便で2026年10月15日搭乗分までとなるなど、便名変更とは別のスケジュールで進んでいる項目もあるため、マイルを貯めている方は合わせて確認しておくとよいでしょう。年末年始に日韓路線の利用を予定している方は、11月2日以降に届く案内を見落とさないようにしてください。

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