WEST EXPRESS銀河、2027年1〜3月も山陽コース継続 京都〜下関の夜行運転を発表

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JR西日本は、観光列車「WEST EXPRESS 銀河」について、2027年1月4日から3月10日まで山陽コース(京都駅〜下関駅、山陽本線経由の夜行列車)での運転を継続すると発表しました。2026年12月まで運転を予定していた現行の山陽コースを、2027年1〜3月もそのまま延長する形での発表です。きっぷは運行日1カ月前の10時から発売されます。

なぜ山陽コースを延長し続けるのか

WEST EXPRESS銀河は2020年9月の運行開始以来、山陰方面(京都・大阪〜出雲市)と山陽方面(大阪・京都〜下関)のコースを季節ごとに切り替えながら運行してきました。2026年は春に山陰コースを運行したあと、秋から冬にかけては再び山陽コースに戻しており、今回の発表はその山陽コースをさらに2027年3月まで延長するという内容です。

今回の発表で注目したいのは、JR西日本が山陽コースを単純に「継続」するだけでなく、姫路駅停車中に地元の名物「まねきのえきそば」を楽しめる仕組みや、車内・停車駅での地元自治体と連携したおもてなしを、運転計画を発表するたびに更新し続けている点です。京都〜下関間という同じ区間を走らせながらも、沿線の広島・岩国・徳山・防府・宇部など各駅での連携内容を定期的に見直すことで、同じ路線でも「毎回違う旅」として再訪需要を生み出そうとしている様子がうかがえます。数年おきにしか運行されない山陰コースと比べ、山陽コースは2024年度下期以降くり返し運転計画が発表されており、瀬戸内海沿いの夜行列車という商品が、JR西日本にとって観光列車の収益源として一定の定着を見せていると考えられます。

また今回は、通常のきっぷ発売に先行して、山陽コースへの乗車と観光チケットをセットにした旅行商品が「tabiwaトラベル」で発売されます。2027年2月27日までの出発分は11月11日13時から、3月1日以降の出発分は12月16日13時から申し込みが始まり、出発31日前までの事前予約が必要です。きっぷの通常発売(運行日1カ月前の10時)より先に枠を確保できるこの仕組みは、人気の高い夜行列車のきっぷが発売開始後すぐに埋まりやすいことを踏まえた販売戦略とみられます。

旅行者への影響と対処法

山陽コースの運行日は、2027年1月は4日・8日・11日・15日・18日・22日・25日・29日を中心に月・水・金・土曜に設定されています(3月分の運行日や時刻は変更となる場合があります)。下り(京都発下関行き)は京都21時13分発・下関翌10時50分着、上り(下関発京都行き)は下関19時27分発・京都翌6時43分着というダイヤです。下りは姫路駅に23時15分〜翌0時42分ごろ停車し、この間にまねきのえきそばを購入できます。

きっぷは普通車指定席(リクライニングシート利用)が対象で、e5489・みどりの券売機・みどりの窓口等で運行日1カ月前の10時から発売されます。料金の目安は京都〜下関間のリクライニングシート利用で12,950円前後ですが、繁忙期・閑散期によって指定席特急料金部分が変動するため、実際の金額は予約時に確認してください。WESTER会員は発売開始日のさらに1週間前の5時30分から「事前申し込みサービス」を利用できますが、ファミリーキャビンとプレミアルームはこのサービスの対象外です。年末年始や連休を含む設定のため、京都・大阪から広島・岩国・下関方面へ夜行で移動しながら観光したい人は、運行日カレンダーを確認したうえで早めにきっぷの確保を検討することをおすすめします。

ぴりか

地理や旅行が大好きな一般人。東京出身ですが、四国、九州など転々と移住し、今は北陸に住んでいます。学生時代に47都道府県を自転車で制覇。国内旅行業務取扱管理者の資格あり。JGC取得済み。

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