日本航空(JAL)は、国内線特典航空券を通常より少ないマイル数で発券できる「ディスカウントマイルキャンペーン」を実施しています。対象になるのは2027年1月5日から2月28日搭乗分で、受付期間は2026年9月17日から23日までの1週間限定です。年明けに国内旅行を計画している方は、マイルを効率よく使えるチャンスなので内容を確認しておきましょう。
割引の内容
このキャンペーンは、JALマイレージバンク(JMB)会員が保有マイルで発券する国内線特典航空券(普通席・基本マイルの直行旅程)が対象です。路線はゾーンA〜Gに区分されており、区分ごとに通常マイル数から一定数が割り引かれます。割引幅はゾーンA〜Cが1,000マイル引き、ゾーンDが1,500マイル引き、ゾーンEが2,000マイル引き、ゾーンF・Gが2,500マイル引きです。具体例では、東京〜札幌間が含まれるゾーンEは通常8,500マイルのところ6,500マイルに、東京〜那覇間が含まれるゾーンFは通常9,500マイルのところ7,000マイルになります。
対象外の路線もあります。東京(羽田・成田)〜名古屋(中部)間と、成田〜大阪(伊丹)間は今回の割引の対象外です。また、発券後の予約変更はできず、キャンセルには1,100円の手数料がかかるため、旅程が固まってから予約する必要があります。
なぜこの時期に割引を実施するのか
今回の対象搭乗期間である2027年1月5日から2月28日は、年末年始の繁忙期(12月29日〜1月4日ごろ)を過ぎた直後から2月末までにあたります。JALはこうしたディスカウントマイルキャンペーンを不定期ながら比較的高い頻度で実施しており、2024年秋(搭乗期間2024年10月17日〜2025年3月29日)、2025年春(同2025年5月7日〜6月30日)、2025年夏(同2025年10月1日〜25日)と、直近でも繰り返し行われてきました。いずれも大型連休や年末年始といった予約が集中しやすい時期そのものではなく、その前後の期間を対象にしている点が共通しています。
JALの国内線特典航空券は2025年6月10日発券分から全ゾーン一律500マイルの値上げが実施されており、通常のマイル必要数は以前より増えています。値上げ後にマイルの実質的な使い勝手が下がった状態が続くと、会員のマイル利用意欲そのものが落ち込みかねません。年始の繁忙期が終わった直後の閑散期に合わせてマイル数を引き下げる施策を打つことで、通常なら空席が出やすい時期の予約を特典航空券利用者で埋め、同時に値上げ後もマイルを使いやすいという印象を会員に持たせる狙いがあると考えられます。
旅行者への影響と今すべきこと
2027年1月から2月にかけて国内旅行を予定している方、またはその時期に帰省や出張でマイルを使いたい方は、9月23日までにJALの公式サイトまたはJALアプリから予約状況を確認しておきましょう。特典航空券は座席数に限りがあるため、割引対象期間であっても人気路線・人気時間帯の便から埋まっていきます。行き先や日程の候補が複数ある場合は、早めに空席照会をして希望に近い便を押さえるのがおすすめです。
発券後は予約変更ができない点にも注意が必要です。旅行の日程がまだ流動的な場合は、日程を確定させてから発券するか、変更の可能性がある区間は通常のディスカウントマイル対象外の時期にあえて予約するといった判断も検討するとよいでしょう。手元のマイル数がゾーンの必要数にわずかに届かない場合、通常期であれば見送っていた旅程でも、今回の割引幅(1,000〜2,500マイル)によって手が届く可能性があります。マイレージバンクの残高を確認し、対象期間の候補地を早めに検討してみてください。


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