JR東日本と西武鉄道、北陸新幹線E7系に「ハリー・ポッター」ラッピング 魔法生物スタンプラリーも11月13日開始

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JR東日本と西武鉄道、ハリー・ポッター スタジオツアー東京の3社は、2026年10月27日に連携企画の第2弾を発表しました。上越・北陸新幹線のE7系1編成に「ハリー・ポッター」シリーズのラッピングを施し、2026年11月13日から運行を始めます。同じ11月13日からは、JR新潟駅・JR長野駅・JR上野駅・JR池袋駅・西武池袋駅・西武豊島園駅・ハリー・ポッター スタジオツアー東京の7カ所を巡るデジタルスタンプラリーも始まり、鉄道とスタジオツアーを組み合わせた周遊を楽しめます。

新幹線ラッピングとスタンプラリーの内容

ラッピングされるE7系は12両編成で、「魔法生物に会いに行こう」をキーメッセージに、ハリーの相棒である白いフクロウのヘドウィグや屋敷しもべ妖精のドビー、「ファンタスティック・ビースト」シリーズのニフラーやピケットといった魔法生物が描かれます。運行開始は2026年11月13日で、2027年11月頃まで約1年間走る予定です。上越新幹線の「とき」「たにがわ」、北陸新幹線の「かがやき」「はくたか」「つるぎ」「あさま」として運用される通常のダイヤに組み込まれる形で走るため、乗車する列車の号数を指定して確実に乗ることはできません。東京駅や新潟駅、長野駅、金沢駅、敦賀駅などの沿線で出会えるかどうかは、当日のお楽しみになります。

スタンプラリーは、各駅に設置されたポスターのQRコードを読み取ってデジタルスタンプを集める方式です。集めたスタンプの数や組み合わせに応じて4段階の特典が用意されており、オリジナル壁紙や魔法生物のホログラムステッカーに加え、抽選でハリー・ポッター スタジオツアー東京のペアチケットなどが当たります。期間は2026年11月13日から12月13日までの1カ月間です。

あわせて、スタジオツアー東京では同じ11月13日から2027年1月11日まで、冬の魔法界を再現した期間限定イベント「マジカルウィンター」を開催します。禁じられた森をイメージした展示エリアや、クリスマスで装飾された大広間のセットが登場し、スタンプラリーの魔法生物モチーフともテーマを合わせています。

なぜ今、ハリー・ポッターなのか

3社の連携は今回が初めてではありません。2026年8月3日から、JR上野駅・JR池袋駅・西武池袋駅・西武豊島園駅・スタジオツアー東京の5カ所を巡る「ハリー・ポッター 闇の魔術のスタンプラリー」を第1弾として実施しており、今回はその第2弾にあたります。対象駅をJR新潟駅・JR長野駅まで広げ、新幹線のラッピングという大きな仕掛けを加えた点が、第1弾からの明確な拡大です。

この取り組みは、JR東日本が掲げる「ライフ・スタイル・トランスフォーメーション(LX)」戦略と、西武グループのビジョン「でかける人を、ほほえむ人へ。」の実現に向けた施策として位置づけられています。鉄道会社にとって、コンテンツIP(知的財産)との連携は、沿線外から新しい目的地型の乗客を呼び込む手段です。ハリー・ポッター スタジオツアー東京の最寄りは西武豊島園駅で、西武鉄道は2023年のスタジオツアー東京開業時から直通のシャトルバス「スタジオツアー東京エクスプレス」を運行しており、今回の新幹線ラッピングは、首都圏だけでなく新潟・長野方面からの来訪者もスタジオツアー東京に呼び込む狙いがあるとみられます。

もう一つの背景は、2026年がハリー・ポッターシリーズにとって節目の年にあたることです。映画「ハリー・ポッターと賢者の石」の公開25周年を記念して、2026年8月には全国で再上映・応援上映が行われ、トレーディングカードゲームの新作発売やアパレルブランドとのコラボレーションも相次いで展開されています。JR九州も2026年11月14日から2027年6月30日まで、885系・787系のラッピング列車と九州7県21駅を巡るスタンプラリー「Magical Journey」を別企画として実施する予定で、鉄道各社が同じタイミングでハリー・ポッターを取り上げる動きが広がっています。1社単独の企画ではなく、映画の記念年に合わせてワーナー ブラザース側がライツホルダーとして複数の鉄道会社・エリアで同時展開を図っていると考えられます。

旅行者への影響と対処法

ラッピング車両は特定の号数に固定されず通常運用に紛れ込む形で走るため、確実に乗車・撮影したい場合は、鉄道ファン向けの目撃情報サイトやSNSのハッシュタグで当日の運用情報を確認してから出発することをおすすめします。運用が公開されていない分、東京駅や上野駅のホームで定期的に新幹線を見かける機会がある方は、意識して編成をチェックしてみるとラッピング車両に遭遇しやすくなります。

スタンプラリーは新潟・長野・東京・埼玉の4都県にまたがる7カ所が対象のため、1日で全駅を回るのは難しい行程です。首都圏在住であれば、まずJR上野駅・JR池袋駅・西武池袋駅・西武豊島園駅・スタジオツアー東京の5カ所を押さえ、新潟・長野への旅行や出張のタイミングに合わせて残りの駅のスタンプを集める計画が現実的です。スタジオツアー東京は事前予約制のため、スタンプラリーの参加とあわせて訪問する場合は、入場チケットを先に確保してから駅を回る順番を決めることをおすすめします。マジカルウィンターの会期は2027年1月11日まであるため、スタンプラリー自体は12月13日に終了しても、展示自体はしばらく楽しめる点も覚えておくとよいでしょう。

ぴりか

地理や旅行が大好きな一般人。東京出身ですが、四国、九州など転々と移住し、今は北陸に住んでいます。学生時代に47都道府県を自転車で制覇。国内旅行業務取扱管理者の資格あり。JGC取得済み。

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