スターフライヤー北九州〜台北線、2027年1月21日〜2月9日限定でデイリー運航に増便

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2026年9月2日に6年半ぶりに再開したばかりの北九州〜台北(桃園)線で、早くも次の動きがありました。スターフライヤーは2026年9月14日、2027年のウインターダイヤ期間のうち一部の期間について、この路線を通常の週3便からデイリー運航(毎日運航)へ拡大すると発表しました。対象期間は北九州発が2027年1月21日から2月9日まで、台北発が1月22日から2月10日までです。追加されるのは12往復24便で、増便分の航空券は発表の翌日にあたる2026年9月15日午前10時から販売が始まっています。

通常の週3便を12往復24便追加、本日発売開始

北九州〜台北線は現在、北九州発が水曜・金曜・日曜、台北発が月曜・木曜・土曜の週3往復で運航されています。今回のデイリー化は、この通常ダイヤに割り込む形ではなく、運航していない曜日にも便を足して毎日運航にするという増便です。使用する便名や時間帯は通常便と同じで、7G801便が北九州23時40分発・桃園(台北)翌1時10分着、7G800便が桃園3時00分発・北九州6時20分着。機材もエアバスA320で共通です。深夜に飛び立ち未明に到着するダイヤの骨格は、9月の再開時から変えていません。

対象期間は北九州発が2027年1月21日から2月9日まで、台北発は1月22日から2月10日までとやや長く、3週間ほどにわたります。この期間だけ毎日運航にすることで、12往復24便が上乗せされる計算です。増便分の航空券は本日、2026年9月15日午前10時に発売が始まったばかりで、通常ダイヤとは別枠での予約になります。

なぜこの時期にデイリー化するのか

今回のデイリー化が2027年1月下旬から2月上旬に設定されたのは、台湾側の大型連休と重なる時期だからです。2027年の春節(旧正月)は2月6日で、台湾の行政機関が発表したカレンダーによれば、前後を含めて2月4日ごろから2月10日ごろまでが7連休クラスの大型連休になる見通しです。デイリー化の対象期間である北九州発1月21日〜2月9日、台北発1月22日〜2月10日は、この連休をすっぽり覆う形になっています。

台湾では春節そのものは家族で過ごす人が多い一方、まとまった連休を利用して海外に出る層も一定数います。加えて、連休の前後にも休暇を前倒し・後ろ倒しして旅行日程を組む人が多く、連休の中心日だけでなく前後数週間にわたって航空需要が膨らみやすいのが台湾の春節シーズンの特徴です。今回の増便期間が連休当日だけでなく前後にゆとりを持たせているのは、この需要の広がりを踏まえた設定と見てよさそうです。

同時に、今回の増便は新しく機材を投入したり、深夜早朝という時間帯の枠組みを変えたりするものではありません。通常運航していない曜日の夜に、既存の機材とダイヤの枠をそのまま使って飛ばす形なので、追加の設備投資はほぼ発生しない増便です。運航再開の記者発表時から町田社長が増便への意欲を示していたと伝えられていますが、それでも通期の増便ではなく3週間限定にとどめているのは、再開から日が浅い路線でいきなり通期の増便に踏み切るのではなく、需要が最も見込める時期に絞ってまず反応を確かめる狙いがあるからだと考えられます。これがそのまま定例化や対象期間の拡大につながるかどうかは、現時点で公式には示されていません。まずは春節という需要が読みやすい時期に限定して増便し、結果を見ながら今後のダイヤ編成を判断していく段階、というのが実情に近いところでしょう。

台湾旅行・訪日旅行をこの時期に計画する人への影響

春節に近い日程で予約する人へ

2月4日前後から10日前後にかけては台湾側が大型連休に入るため、この時期に北九州から台北へ渡る便、あるいは台北から北九州へ戻る便は需要が集中しやすくなります。デイリー化によって選べる日は増えますが、座席そのものが増えるわけではないので、希望の日程が固まっている人は早めの予約が安心です。また、台北市内では春節の連休中、飲食店や市場が休業することが多く、特に元日にあたる日の前後は個人商店を中心に閉まっている店が目立ちます。滞在中に訪れたいお店がある場合は、営業日をあらかじめ確認しておいてください。

春節前の閑散期を狙う人へ

一方で、1月21日から2月3日ごろまでは台湾側の連休が始まる前にあたり、比較的落ち着いた時期になります。通常は週3便しかないためこの区間で日程を組める日が限られていましたが、デイリー化によって毎日の中から選べるようになるのは、短い休みで台湾旅行を計画したい人にとって実質的なメリットです。深夜発・早朝着というダイヤの性質上、出発日の夜まで通常どおり活動でき、機内で睡眠をとる前提で日程を組む点は通常ダイヤと変わりません。桃園空港と台北市内を結ぶMRTが深夜1時台には動いていない点や、北九州空港と小倉駅を結ぶバスの深夜早朝の本数が限られる点も、通常ダイヤ利用時と同じ注意が必要です。空港アクセスの手段は、往路・復路とも予約前に確認しておくことをおすすめします。

まとめ

スターフライヤーの北九州〜台北(桃園)線は、2027年1月21日から2月9日(台北発は1月22日から2月10日)の期間限定でデイリー運航となり、12往復24便が追加されます。使用する便名・時間帯・機材はいずれも通常ダイヤと同じで、台湾の春節連休をはさむ時期に絞った増便です。既存の深夜早朝ダイヤと機材をそのまま使う形の増便であることから、新規需要の大規模な開拓というより、繁忙期に需要をどれだけ取り込めるかを見る位置づけに近いといえます。この増便が今後も続くかは未定ですが、期間中に台湾旅行や訪日旅行を計画している人にとっては、選べる日程が広がる実利のある変更です。増便分の航空券は本日発売が始まったばかりなので、希望の日程がある人は早めに検討してみてください。

ぴりか

地理や旅行が大好きな一般人。東京出身ですが、四国、九州など転々と移住し、今は北陸に住んでいます。学生時代に47都道府県を自転車で制覇。国内旅行業務取扱管理者の資格あり。JGC取得済み。

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