JALは2026年11月1日から12月31日まで、PontaポイントをJALマイルに交換する際のレートを25%増量するキャンペーンを実施しています。通常は100Pontaポイントで50マイルに交換できますが、期間中は62マイルに増えます。JALカードやJMBマイルを貯めている人にとっては、年末にPontaポイントをまとめて動かす絶好のタイミングです。
交換レートと対象者の条件
今回のキャンペーンの対象者は、JMB×Ponta会員、またはJMBローソンPontaカードVisaを保有するJMB日本地区会員です。交換申し込みの期限は2026年12月31日(木)23時59分までで、この日までに交換手続きを完了させる必要があります。
交換レートは通常100Pontaポイント→50マイル(1ポイントあたり0.5マイル)ですが、キャンペーン期間中は25%の増量が加わり、100ポイント→62マイル(1ポイントあたり0.62マイル)になります。ここで注意したいのは、増量分のマイルがすぐには積算されない点です。通常分の50マイルは通常の交換スケジュールで付与されますが、増量分の12マイルは2027年1月末ごろに別枠でまとめて積算される予定です。年内の特典航空券予約に使いたい場合は、この時差を踏まえてスケジュールを組む必要があります。
なぜ今「25%」なのか
PontaポイントからJALマイルへのレートアップキャンペーンは、これまでも3月・7月・11〜12月を中心に年に数回のペースで実施されてきました。ただし過去の実施分は20%増量が標準で、2025年7月・2025年11〜12月も20%でした。今回は過去の標準より5ポイント高い25%に設定されており、JALとPontaを運営するロイヤリティマーケティング、KDDIの3社がいつもより強めにテコ入れをしていることがうかがえます。
この背景には、2025年6月10日発券分からJALが特典航空券の必要マイル数を改定したことがあります。国内線はA〜Gの全ゾーンで片道500マイルずつ増加し、国際線は近距離で小幅増、ハワイ・オセアニア方面などの遠距離路線やファーストクラスでは最大4万マイルの増加となりました。この改定で、同じマイル数で得られる特典の価値は実質的に下がっています。
マイルの価値が下がった直後だけに、会員がJALマイルを貯めるモチベーションを保つには、交換時の優遇を厚くして「貯める入り口」を魅力的にしておく必要があります。Ponta側にとっても、コンビニのローソンやau PAYなど日常の決済で貯まったポイントに、旅行という高付加価値な使い道が用意されていることは、Ponta経済圏そのものの利用継続につながります。JAL・ロイヤリティマーケティング・KDDIの3社にとって、今回の25%という上乗せは、マイル改定後も会員を自社の経済圏に留めておくための共同インセンティブだと考えられます。
利用者への影響と対処法
Pontaポイントをそれなりに貯めている人は、年内にJALマイルへ交換するかどうかを検討する価値があります。目安として、1万ポイントを交換すると通常は5000マイルですが、今回は6200マイルになります。国内線の特典航空券(片道4500マイルから)を考えている場合、この差は決して小さくありません。
一方で、増量分のマイルが2027年1月末ごろまで反映されない点には注意が必要です。年末年始に使う特典航空券をすでに予約したい場合は、通常分の50マイル相当でまず交換し、増量分は後日の上乗せとして捉えておくのが現実的です。また、交換したPontaポイントは取り消しができないため、Pontaポイントを他の用途(ローソンでの買い物やau PAYへのチャージなど)で使う予定がある場合は、交換前に本当にマイルとして使うかどうかを見極めてから申し込むことをおすすめします。
対象者の条件(JMB×Ponta会員、またはJMBローソンPontaカードVisa)に当てはまるかどうかは、JAL公式サイトのマイページで確認できます。条件に当てはまらない場合、通常のPonta会員のままではこの優遇レートの対象にならないため、年明け以降に会員登録の見直しを検討してもよいでしょう。


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