前回はアユタヤに列車で向かい、エレファントキャンプ、ワットローカヤスターラームへ行ったところまででした。
今回はその続きとして、アユタヤ遺跡の中心部を観光し、ローカルグルメを楽しんだあと、夜はバンコクに戻ってマーケットを巡る1日の流れを紹介します。
ATMで現金を確保
まずワット・プラ・マハタートへ向かう前に、ATMで現金を引き出しました。
アユタヤでは、遺跡の入場料やローカル食堂、トゥクトゥクの移動など、現金のみ対応の場面が多くあります。特に個人経営の店舗ではカードが使えないことも多いため、事前にまとまった現金を用意しておくと安心です。
タイのATMは、引き出しごとに約220〜250バーツ程度の手数料がかかるのが一般的です。頻繁に引き出すと手数料がかさむため、まとめて引き出すのがおすすめです。
トゥクトゥクの運転手に「ATMに行きたい」と伝えると、そのまま連れて行ってくれました。こうした柔軟さはタイらしいところです。
今回はJAL Payを使って現金を引き出しました。海外でも使いやすく、旅行中はかなり重宝します。
ワットプラマハタート|アユタヤ観光のハイライト
ワット・プラ・マハタートは、アユタヤを代表する遺跡のひとつで、「木の根に包まれた仏頭」で知られています。
もともとは王都の中心的な寺院として建立されましたが、1767年のビルマ軍侵攻によって破壊されました。その際、多くの仏像の頭部が切り落とされ、現在も頭部のない仏像が数多く残っています。
有名な仏頭も、このとき地面に落ちたものが長い年月をかけて木の根に取り込まれ、現在の姿になったとされています。

見学時の注意点
ワット・プラ・マハタートの入口付近には、見学時の注意事項が掲示されています。
- 仏塔や遺跡の上に登らない
- 遺跡に触れたり破損させない
- 仏像より高い位置で写真を撮らない、頭のない仏像に自分の頭を重ねて写真を撮らない
文化的背景を理解したうえで見学すると、遺跡の重みをより深く感じられます。

入場料は80バーツ(2026年時点)。所要時間はゆっくり見て回ると1時間〜1時間半ほどです。
入場して少し歩くと有名な「木の根に包まれた仏頭」があります。


多くの人が写真を撮っています。先ほどの、「自分の頭を仏頭より低くする」というルールを必ず守って写真撮影を行いましょう。
仏頭以外にも広大な敷地内に様々な遺跡が残っています。


川エビとパッタイのランチ
ワット・プラ・マハタート観光のあとは、トゥクトゥクの運転手おすすめのレストランでランチを取りました。
川エビが名物「Ruan Kamon」
まずはトゥクトゥクの運転手おすすめの川エビの店に行きました。
Ruan Kamonというお店です。
川に面したテラス席に通してもらいました。屋根もあり快適です。室内で食べることも可能です。



アユタヤは川に囲まれた地形のため、川エビ(オオテナガエビ)が名物です。想像以上に大ぶりで、ロブスターに近い見た目です。
実際に食べてみると、身はプリプリで、頭の部分には濃厚な味噌が詰まっていました。価格はサイズによりますが、1尾300〜500バーツ程度が目安です(要確認)。

เรือนกมล อยุธยา Ruan Kamon
- 16 ถนน อู่ทอง(ข Phra Nakhon Si Ayutthaya District, Phra Nakhon Si Ayutthaya 13000 タイ
- 営業時間:11:00~22:00
ローカル食堂でパッタイ
続いて、もう一軒運転手がおすすめしてくれた地元の人気店でパッタイもいただきました。
パッタイはタイ風焼きそばで、米粉の麺にエビや卵、もやしなどを炒めた料理です。
パッが炒める、タイはそのままタイの意味です。
麺は米粉を使っており、卵、ニラ、もやし、エビなどが具材として使われています。生のニラともやしも添えられていました。
タマリンドの酸味、ナンプラーの旨味、砂糖の甘みがバランスよく合わさり、日本人にも食べやすい味付けでした。
価格は40〜80バーツ程度と手頃で、気軽に楽しめるのも魅力です。


パックワーン
- 48 3 ซ.อู่ทอง 4 Ho Rattanachai, Phra Nakhon Si Ayutthaya District, Phra Nakhon Si Ayutthaya 13000 タイ
- 営業時間:7:30~21:00
ワットプラシーサーペント|王宮寺院の象徴
午後は、アユタヤ王朝の王宮専用寺院であったワット・プラ・シー・サンペットへ向かいます。
バンコクのワット・プラケオと同様に、王室専用の寺院として使われていたと考えるとイメージしやすいです。
ウィハーン・プラ・モンコン・ボピット
まずは隣にあるウィハーン・プラ・モンコン・ボピットに入りました。

中には巨大な大仏がありましたが、撮影禁止とのこと。
ここは外観は新しいですが、中の大仏はアユタヤ王朝時代からあるもの。1767年にビルマ軍によって建物が破壊され、しばらく大仏は吹きざらしになっていました。

その後1956年に現在の礼拝堂が再建されたそうです。
ワットプラシーサーペント

入場すると3つの巨大な仏塔がそびえ立ちます。
この三仏塔は、15世紀後半から16世紀初頭にかけてのアユタヤ王、ボロマトライローカナート王、ボロマラーチャーティラート3世、ラーマーティボーディー2世の王墓とされているようです。三基が並ぶことで、王朝の正統な継承と最盛期への流れを象徴してたのです。




ここもかなり広く、じっくり見ていたら1時間以上かかりました。
バンコクへ帰る
その後、アユタヤ駅まで送ってもらいます。
トゥクトゥクの運転手さん、ありがとうございました。
普通列車の場合、座席指定がないこともあり、時間帯によっては混雑します。今回もドンムアン付近まで立ち席でした。

チャトチャック市場|週末限定の巨大マーケット
チャトチャック市場|週末限定の巨大マーケット
終点のクルンテープ・アピワット駅に到着したあとは、バンコクを代表する観光スポット「チャトチャック市場」へ向かいました。
チャトチャック市場は、週末限定で開催される巨大マーケットで、衣類や雑貨、飲食などあらゆるジャンルの店舗が集まっています。店舗数は1万店以上とも言われ、タイ最大規模の市場として知られています。
地図上では駅のすぐ近くに見えますが、実際には貨物ターミナルを挟んでいるため、徒歩だと遠回りになります。クルンテープ・アピワット駅からは、MRT(地下鉄)で「カムペーンペット駅」または「チャトチャックパーク駅」まで1駅移動するのがスムーズです。所要時間は乗車時間を含めて10〜15分ほどです。
営業時間は土日がおおむね9:00〜18:00。実際に17時過ぎに到着しましたが、すでに閉店準備を始めている店舗も多く見られました。一方で、飲食店や一部の店舗は18時以降も営業している場合があります。
市場内は非常に広く、すべてを見て回るには半日以上かかる規模です。短時間で回る場合は、あらかじめ目当てのエリアを決めておくと効率よく観光できます。
衣類や雑貨はもちろん、タイらしいローカルフードやお土産も充実しているため、バンコクでまとめて買い物をしたい方には特におすすめのスポットです。




ピンクのカオマンガイで夕食
一度ホテルに戻って休憩したあと、夕食はプラトゥーナムにある人気店「ゴーアン・カオマンガイ・プラトゥーナム」へ向かいました。
このお店は「ピンクのカオマンガイ」として知られており、看板や店員の制服がピンク色で統一されているのが特徴です。
ちなみに、すぐ近くに「緑のカオマンガイ」もあるらしい。食べ比べしてもいいかもしれません。

看板メニューのカオマンガイは、しっとりとした蒸し鶏と、鶏の出汁で炊いたご飯の組み合わせが絶妙です。価格は並サイズで50〜60バーツ程度と手頃で、観光客にも利用しやすい価格帯です。

注文するとスープがセットで付いてきますが、今回は別で鶏出汁スープも追加しました。結果的にはやや量が多くなったため、初めての場合はセットのスープだけでも十分かもしれません。

また、店内では提携している他店舗のスタッフが料理を持ち込んで販売しており、空芯菜炒めを注文してみました。こちらもシンプルながらしっかりとした味付けで、カオマンガイとの相性も良かったです。
なお、これらの持ち込み料理は別店舗扱いとなるため、会計はそれぞれ個別になります。

アジアティーク・ザ・リバーフロント|夜の観光におすすめ
食後はナイトマーケット「アジアティーク・ザ・リバーフロント」へ向かいました。
営業時間はおおむね16:00〜24:00。倉庫街を再開発した施設で、整備された雰囲気の中でショッピングや食事を楽しめます。
もともとデンマークの会社がタイと貿易を行うためにこの場所に倉庫を置いたのが始まり。当時からのレンガ倉庫を改装して店舗になっているところもあります。日本で言うと横浜のレンガ倉庫のよう。
ローカル色はやや控えめですが、初めてのバンコクでも安心して楽しめるスポットです。




また、マーケット内にはスーパーもあります。スーパーではお菓子や食品などのタイ土産も多くの種類売っており、かなり安いです。
チャトチャック市場では服や雑貨、もしくはローカル感ある食べ物を、スーパーでは職場などに配る用の小袋の菓子を買うのがいいでしょう。

この日はGrabでホテルに戻り終了。翌日はメークロン鉄道市場とダムヌンサドゥアック水上マーケット、そしてワット・アルンを巡ります。


