バンコク旅行2日目は、世界遺産の古都アユタヤへの日帰り旅行です。バンコクから鉄道で約1時間半、エレファントキャンプでのゾウ乗り体験や、屋外に横たわる巨大な寝釈迦仏など、バンコク市内とはひと味違うタイを体感できました。
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アユタヤへ向かう
バンコクからアユタヤへ向かうには鉄道、ロットゥーという乗り合いミニバン、Grab、ツアーなどいくつか方法があります。
今回、私は鉄道で向かうことにしました。
アユタヤへの交通手段をまとめた記事も作成しました。こちらも参照してください。
鉄道でアユタヤへ
鉄道でアユタヤへ向かう場合、出発駅は2択です。
- クルンテープアピワット中央駅(Krung Thep Aphiwat):2021年に開業した新ターミナル駅。快速・急行・特急などの優等列車はすべてこちら発着
- フワランポーン駅(バンコク・クルンテープ駅):旧ターミナル。一部の普通列車のみ発着
かつてのターミナルがフラワンポーン(バンコク・クルンテープ)駅でしたが、2021年に新しいターミナル駅としてクルンテープアピワット中央駅が新設されました。快速、急行、特急などの優等種別はすべてクルンテープアピワット中央駅からの出発となり、一部普通列車のみがフラワンポーン(バンコク・クルンテープ)駅始発となります。
特別な理由がない限り、クルンテープアピワット中央駅からの乗車がおすすめです。2021年以前の情報はフワランポーン駅発着となっているため、古い情報を参照する際は注意してください。
また、優等列車は座席指定を行うこともできるとのことで、前日夜にタイ国鉄のホームページで予約しようとしましたが、できませんでした。調べたところによると、長距離の切符を優先的に販売しており、バンコク‐アユタヤなどの短距離の切符は発車直前の販売となるようなので、窓口で購入することとしました。
クルンテープアピワット中央駅まではMRTで向かいます。MRTのバンスー駅Bang Sueと接続しています。ヒルトンバンコクアソークの最寄り駅Sukhumvitからは13駅、30分ほどかかります。
MRTバンスー駅からクルンテープアピワット中央駅までは徒歩5分ほどで到着しました。
窓口に向かい「アユタヤ」というと直近の列車の切符を発券してくれます。パスポートの提示が必要です。
今回は7:10発の快速のUbon Ratchathani行きの列車でした。今3等車を購入しました。3等の運賃はバンコク〜アユタヤ間で20バーツほど(2025年12月時点)と非常に安価です。

Ubon Ratchathaniがどこか調べたらはるか遠くでした。終点には18時頃到着とのことでした。

隣のホームには近郊型の列車も停車しています。東京でいうと上野東京ラインに対する京浜東北線の関係に近いイメージです。

今回乗る列車が見えてきました。日本ではほとんどない客車タイプの列車になります。

荷物車もあります。


車内はこんな感じ。冷房はなく、座席のリクライニングもありません。

列車が出発しました。
途中、弁当やフルーツを売りに来る行商人が来ました。おいしそうなガパオライスや、とても大きいグレープフルーツのようなものを売っていました。

途中ドンムアン空港を通ります。エアアジアなどの航空機が着陸する航路と並行して走るので、迫力があり、飛行機好きには見どころのひとつです。
なお、ドンムアン空港に到着した場合も、空港駅から直接アユタヤ行きの列車に乗ることができます。

空港を抜けるとかなりローカルな風景になってきます。

早起きだったので途中寝てしまい気が付いたらアユタヤ駅に到着です。
冷房がなくても、窓を開ければ快適に過ごすことができました。周りの人たちも窓を開けており、特に開けると顰蹙を買うようなこともありませんでした。
アユタヤ到着・渡船とトゥクトゥクで遺跡エリアへ
バンコクを出発してから約1時間30分でアユタヤ駅に到着。列車からホームへは段差を降りる昔ながらの構造で、バリアフリーへの配慮はほぼありません。古い客車列車ならではの雰囲気を楽しめます。




帰りの時刻表です。これを見て何時ごろに帰るか考えておくとよいでしょう。時刻は変わっているかもしれないので、現地で確認してみてください。



駅を出るとすぐにトゥクトゥク・レンタサイクル・レンタルバイクの客引きに声をかけられますが、まずは駅前の通りをまっすぐ歩いて船着き場へ向かいましょう。

アユタヤ駅と遺跡エリアの間にはチャオプラヤー川が流れており、川を渡らなければ観光エリアに入れません。道路を使うと大きく迂回が必要なため、渡船(フェリー)の利用がおすすめです。料金は片道10バーツ(2025年12月時点)と格安で、数分の川渡りで遺跡エリアへ近づくことができます。



渡船を降りた対岸にもトゥクトゥク乗り場があります。

アユタヤ観光ではトゥクトゥクの1日チャーターが効率的です。遺跡エリア内の移動はトゥクトゥクが最もスムーズで、片道だけの利用もできますが、帰り道でトゥクトゥクを捕まえにくい場合があるため、往復または1日チャーターをおすすめします。今回の1日チャーター料金は300〜400バーツ(交渉次第)でした。Grabも利用できる可能性がありますが、台数は限られます。
本日の観光ルートは以下のとおりです。
エレファントキャンプ → ワットローカヤスターラーム → ワットプラマハタート → ランチ → ワットプラシーサーペット
エレファントキャンプ|ゾウに乗って遺跡を巡る
まずはエレファントキャンプという場所にゾウに乗りに行きます。
ちなみに、アユタヤには「エレファントビレッジ」という似た名前の施設がありますが、そちらは料金が高く、乗れる時間も短いとのこと。また、エレファントキャンプは遺跡の中にあり、ゾウに乗りながら遺跡を見ることもでき、その後、遺跡への移動もスムーズなため、エレファントキャンプがおすすめです。
ゾウに乗りたいならエレファントキャンプ!エレファントビレッジと間違えないよう!
ゾウがたくさんいます。

チケットを買ってゾウに乗ります。トゥクトゥクの運転手がチケット売り場を案内してくれました。チケットはゾウ乗り15分で500バーツです。
とてもかわいいです。



ゾウにのるときはおっかなびっくりですが、おとなしく乗せてくれました。
近くの遺跡を巡っていきます。

歩き始めてすぐに見える遺跡は、ワットケートです。
現在は立派な遺跡ですが、アユタヤ時代には処刑場として使われていた場所です。「ケート」はタイ語で「頭」を意味し、処刑後の首がさらされていたことに由来するといわれています。

またしばらく行くと別の遺跡が見えてきます。これはワットプララームです。アユタヤ朝の初代王、ウートン王の火葬場に、王を祀る寺院として建てられたものです。



15分ほどで体験は終了です。
最後にチップを渡すのですが、ゾウが鼻で受け取ってくれます。かわいいのでついたくさんあげたくなってしまいます。

追加で50バーツ払うとゾウと写真撮影ができます。

お土産屋も併設されており、タイパンツなどの雑貨も購入できます。
ワットローカヤスターラーム|屋外の巨大寝釈迦仏
次に向かったのはワットローカヤスターラーム。全長42mの屋外寝釈迦仏で知られる寺院跡です。前日に訪れたワットポーの寝釈迦仏は全長46mと少し大きいですが、こちらは屋外にあるため開放感がまったく異なります。青空を背景にした寝釈迦仏の写真は非常に映えるスポットで、写真撮影を目的に訪れる観光客も多くいます。
ただ、木陰以外に日光を遮る場所がないため、真夏・雨季を問わず訪問時は飲み物と日差し対策を忘れずに。


近くにはお土産屋も何店舗かありました。

ワットプラマハタートやワットプラシーサーペットなど主要遺跡の様子は次の記事で紹介します。




