前回はガパオライスを食べ、王宮を巡るところまで紹介しました。
今回はその続き、ワット・ポーからチャオプラヤー川のディナークルーズまでをレポートします。
ワットポーへ
王宮の出口からワットポーまでは徒歩で約10分ほど。王宮観光の流れで、そのまま立ち寄りやすい立地にあります。
入口ではチケット購入と服装チェックがあります。肌の露出が多い服装は入場できないため注意が必要です。
| 入場料 | 300バーツ |
| 営業時間 | 8:00〜18:30(最終入場18:00) |
| 定休日 | なし(年中無休) |
| 公式サイト | www.watpho.com |

ワットは寺院、ポーは菩提樹という意味で、正式名称はワット・プラ・チェートゥポン・ウィモンマンカラーラーム。仏教の学びや医学を民衆に伝える場としての役割を担ってきた寺院です。
王宮やワット・プラケオが国家の象徴であるのに対し、ワット・ポーは修行や学問を通じて仏教を人々に広める役割を持っていました。王宮とあわせて訪れることで、バンコクの宗教施設が担ってきた役割の違いが自然と見えてきます。
- ワットポー:学問、仏教を民衆に伝える役割。
- ワットプラケオ:国家の象徴としての役割。
寝釈迦仏
ワット・ポー最大の見どころが、この寝釈迦仏です。釈迦が涅槃に入る姿を表したもので、全長は約46メートル。寺院内でも特に強い存在感を放ちます。




足の裏には108の吉祥文様が真珠貝で描かれており、宇宙の真理や完全な悟りを象徴しています。人間の煩悩の数が108とされることから、それを超越した境地を表しているとされています。足元まで近づいて見学できるため、細部の装飾にもぜひ注目してみてください。

タイ式マッサージ発祥の地
ワット・ポーはタイ式マッサージ発祥の地としても知られています。学問や医学を民衆に伝える寺院としての役割の中で、伝統医学としてタイ式マッサージが体系化されていきました。
境内には、マッサージの理論や人体のツボを示した図、世界への広がりを紹介する展示もあり、観光しながらその背景を知ることができます。現在でも寺院内にはマッサージスクールが併設されており、時間と予算に余裕があれば本場のタイ式マッサージを体験することも可能です。


タイ式マッサージの発祥はワットポー
4大仏塔
境内には、チャクリー王朝初期を象徴する四基の仏塔があります。それぞれラーマ1世から4世までの功績を称えて建てられたもので、色や装飾に微妙な違いがあります。
仏塔は仏の教えや存在を象徴する建築物で、日本の五重塔に近い存在です。寝釈迦仏や仏像だけでなく、これらの仏塔にも目を向けると境内の見どころがより広がります。



本堂
寝釈迦仏が有名なため見落とされがちですが、ワット・ポーには別に本堂があります。本堂にはラーマ1世によって安置された本尊仏があり、現在も正式な儀式が行われる重要な場所です。観光中も私語は控え、静かにお参りするのがおすすめです。

また、回廊には多数の仏像が並び、修行の場としての雰囲気を感じることができます。

ワット・ポーの詳細ガイド記事はこちら▼
ディナークルーズへ
本来はこの日に3大寺院(王宮・ワット・ポー・ワット・アルン)を巡る予定でしたが、18時からディナークルーズを予約していたため時間切れ。ワット・アルンは最終日に回すことにしました。
予約したのは「マノーラディナークルーズ」。前日の飛行機搭乗待ちの間にKlookで手配しました。予約時点で残り1席だったため、余裕を持って事前に予約しておくことをおすすめします。
多くのディナークルーズはブッフェ形式ですが、マノーラはコース料理形式。席について景色をゆっくり楽しみたい方に向いています。
クルーズは多くはブッフェ形式。ゆっくり景色を楽しみたい場合はコース形式を選ぶべし!
アクセス・移動について
出発地のアナンタラ リバーサイド バンコク リゾートは、王宮エリアや市内中心部から距離があり、近くにBTSやMRTの駅もありません。Grab(配車アプリ)での移動が現実的です。夕方の市内は渋滞が激しく、王宮エリアからは30分ほどかかりました。集合時間には余裕を持って出発することをおすすめします。
ホテル内もとても広く迷子になりそうでした。

クルーズの様子
ディナークルーズ専用の待合所があり、指定された席で出発までゆったり過ごすことができます。



簡単なおつまみとドリンクが提供されます。

チャオプラヤー川を望む開放的な空間で、出発までのひとときを過ごせます。ただし、今回はギリギリの到着になってしまい、待合所での滞在は15分ほど。事前予約の時間よりも早めに到着しておくと、よりゆったり楽しめます。
船に乗船。


船内は窓のない吹き抜け構造で、川の風と夜景を存分に楽しめます。下階にはトイレも完備されています。
料理はタイ料理とフレンチを融合したコース仕立て。どの皿も丁寧に仕上げられており、味・量ともに満足度の高い内容でした。



料理です。





クルーズ中はガイドによる英語での見どころ解説もあります。航行中には、ライトアップされたワット・アルンや、昼間に訪れたワット・ポーを川から眺める場面もあり、昼と夜の表情の違いを楽しめました。


クルーズは20時ごろまで約2時間。料理も美味しく景色も最高でした。
Grabでホテルへ戻り、この日の観光は終了。充実した一日でした。

まとめ
この日はワット・ポーの観光とマノーラディナークルーズという、バンコクの昼と夜を存分に楽しめる組み合わせでした。
- ワット・ポーは王宮から徒歩圏内。セットで回ると効率的
- 寝釈迦仏・タイ式マッサージ発祥地・4大仏塔・本堂と見どころが多く、所要時間は1.5〜2時間が目安
- マノーラディナークルーズは人気が高く、早めの予約が必須
- クルーズ出発地へのアクセスは渋滞を考慮し、早めに移動を
翌日は鉄道でアユタヤに向かいます!




