セールの内容
対象となるのは、東京・大阪発着の香港線(ビジネスクラス・エコノミークラス)と、福岡・沖縄・札幌発着の香港線(エコノミークラス)です。基本運賃が片道15%オフ、往復20%オフになります。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 販売期間 | 2026年11月4日〜11月30日 |
| 搭乗期間 | 2026年11月10日〜2027年3月18日 |
| 割引率 | 片道15%オフ・往復20%オフ(基本運賃) |
| 対象路線 | 東京・大阪(ビジネス・エコノミー)、福岡・沖縄・札幌(エコノミー) |
| 特典1 | 対象路線のアップグレード料金が最大40%オフの「特選アップグレード」 |
| 特典2 | 子供連れ利用客への無料座席指定 |
| 特典3 | 条件を満たすエコノミー乗り継ぎ客への香港国際空港ラウンジ「Club Autus」無料利用 |
香港航空は現在、成田・関西・札幌・岡山・米子・鹿児島・那覇の7都市に日本発着路線を持っています。今回のセールは首都圏・近畿圏だけでなく、地方路線の福岡・沖縄・札幌も対象に含めている点が特徴です。
なぜこのタイミングで大型セールなのか(事業者の意図)
香港航空は中国の複合企業である海航集団(HNAグループ)傘下の航空会社です。同グループは経営再編の一環として、かつて傘下に持っていた格安航空会社の香港エクスプレス航空を競合であるキャセイパシフィック航空グループに売却しており、香港航空は単独のフルサービス航空会社として日本路線を含む国際線網を維持する立場になっています。
一方で競合のキャセイパシフィック航空グループは2026年上半期決算で62億香港ドルの利益(前年同期の37億香港ドルから大幅増)を発表し、今後10年で機材150機・就航都市150都市まで拡大する計画を掲げるなど、攻勢を強めています。香港〜日本間の路線は、キャセイパシフィック航空、同グループ傘下となった香港エクスプレス航空、グレーターベイ航空、香港航空という複数の航空会社が競合する路線になっており、香港エクスプレス航空も日本発着路線で期間限定の値引きセールをたびたび実施しています。このような値下げ競争が常態化した市場環境の中、香港航空が設立20周年という話題性のあるタイミングを選び、割引率を高めた大型セールを打ち出したことは、競合に対する価格面での存在感を維持しようとする狙いがあるとみられます。
搭乗期間が2026年11月10日から2027年3月18日までと、年末年始から春先にかけての約4カ月間に設定されている点も重要です。この期間は日本から香港を経由してさらに東南アジアや中国本土へ向かう乗り継ぎ需要が見込める時期でもあり、ラウンジ無料利用などの乗り継ぎ客向け特典をセールにあわせて用意しているのは、香港を単なる目的地としてだけでなく、乗り継ぎ拠点としての利用価値もあわせて訴求する意図があると考えられます。
旅行者への影響と対処法
今回のセールの対象期間は搭乗が2026年11月10日から2027年3月18日までで、年末年始やお盆休みに相当する時期の旅行にも使える設計になっています。香港旅行や、香港を経由して東南アジア・中国本土方面へ向かう旅行を考えている人は、販売期間が11月30日までと短いため、早めに公式サイトで対象路線・対象日の運賃を確認しておくことをおすすめします。
福岡・沖縄・札幌といった地方発着の路線もエコノミークラスが対象になっているため、首都圏・近畿圏以外に住んでいる人にとっても使いやすいセールです。ただし競合する香港エクスプレス航空やキャセイパシフィック航空グループも同時期に値引きセールを行うことがあるため、香港線の予約を検討する際は、香港航空だけでなく他社の運賃も比較したうえで、荷物の無料受託量やアップグレード特典まで含めた総額で判断するとよいでしょう。乗り継ぎでラウンジ特典を使いたい場合は、対象となる条件(エコノミークラスでの乗り継ぎであることなど)を予約前に公式サイトで確認しておくと安心です。

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