北九州〜高雄チャーター便の概要
運航は2027年1月21日・25日・29日、2月2日・6日・10日・14日の計7日間で、合計14便が設定されています。このうち初日1月21日の北九州発便と、最終日2月14日の高雄発便の2便は空輸便(位置づけのための回送に近い扱い)として運航されるため、旅客が乗れる便は実質12便です。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 運航期間 | 2027年1月21日〜2月14日(7日間・合計14便、旅客便は12便) |
| 区間 | 北九州空港〜高雄国際空港(同社初就航) |
| 北九州発(通常日) | 午前10時ごろ発、正午ごろ高雄着 |
| 高雄発(通常日) | 午後1時ごろ発、午後4時半ごろ北九州着 |
| 最終日(2月14日) | 北九州午後3時発、高雄午後5時着(帰国する空輸便) |
| 販売方法 | 台湾側の旅行会社経由のみ(日本側での個人販売は予定されていない) |
スターフライヤーは北九州〜台北・桃園線についても2026年9月に運航を再開し、2027年1月21日〜2月9日の期間はデイリー運航に増便する計画を別途発表しています。今回の高雄チャーター便は、この台北線とは別枠で設定された新規区間という位置づけです。
なぜ今、高雄に飛ぶのか(事業者の意図)
北九州市港湾空港局がまとめた利用状況調査によると、北九州空港の年間利用者数(令和6年度)は119万9517人で前年度比102.1%、このうち国際線利用者は前年度比116.1%と、国内線の伸び(100.5%)を上回るペースで回復しています。ただし北九州空港は新型コロナウイルス流行前、ソウル・台北など6都市に国際定期便を持っていたのに対し、現在の定期便は韓国(仁川・清州)の2路線にとどまっており、国際線ネットワークはコロナ前の水準まで戻っていません。台北線の再開に続いて高雄にもチャーター便を飛ばす今回の動きは、縮小した国際線ネットワークを段階的に積み上げていく取り組みの一環と見られます。
高雄は台北に比べて日本からの直行便が少なく、これまで日本と高雄を結ぶ路線は関西・神戸発着のスターラックス航空、那覇発着のジェットスター・ジャパン、小松・石垣発着のタイガーエア台湾など、西日本・沖縄の空港を中心に広がってきました。スターフライヤーが北九州から高雄に乗り入れるのは、こうした「台北一極集中ではない台湾地方都市との直行網づくり」という業界全体の流れに、北九州空港も加わる形です。販売が台湾側の旅行会社経由に限られていることから、今回のチャーター便は訪日需要、つまり高雄側の旅行会社が北九州・福岡エリアへの旅行商品を企画し、そのニーズに応える形で設定されたとみられます。旅客便にして12便という小規模なチャーターにとどめているのは、需要を見極めながら将来の定期便化を判断する低リスクな試験運航という位置づけだと考えられます。
利用者への影響と対処法
今回のチャーター便は台湾側の旅行会社経由でのみ販売される予定で、日本側から個人で直接予約できる便ではありません。北九州・福岡エリアから高雄へ旅行したい場合は、現時点では直行の選択肢がないため、関西・神戸発のスターラックス航空、那覇発のジェットスター・ジャパン、あるいは台北で乗り継ぐ方法を検討することになります。
一方で、このチャーター便の運航期間中(2027年1月21日〜2月14日)は、高雄方面からの訪日客が北九州・福岡周辺に増える可能性があります。この時期に北九州空港や小倉・博多エリアでホテルを予約する予定がある人は、繁忙期と重なる可能性も考慮し、早めに予約を済ませておくと安心です。また、今回のチャーター便で需要が確認できれば、日本側からも購入できる定期便や個人向けチャーター商品に発展する可能性があるため、北九州〜高雄の直行需要に関心がある人は、スターフライヤーや北九州空港の公式発表を今後も確認しておくとよいでしょう。


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